東京 | 水元秀二郎オフィシャルブログ「秀二郎の独り言」Powered by Ameba

東京


この街は、常に運転下手クソが事故をする。

俺の地元、熊本なら10分で到着する距離が、東京では30分から下手すりゃ1時間もかかりやがる。
仕事するイメージしかないこの街には順応できねーなー。
今回の撮影で俺は思った。
小沢仁志さんや、和義さん、実力派の方との絡み、
『本当に芝居が上手い!』
と心から思った。
これは裏を返せば、そう思っただけ俺は下手なのだと。

そこで重大決意をしました。
今は本当に仕事が絶えず来ていますが、もういい年です。

昔の黄金時代のVシネマでもありません。

41歳を節目に、今と自分の立ち位置、認知度?みたいなのが何も変わってなければついにVシネマ俳優、そして歌もやめます!!

元々白竜さんが訪ねて来て下さらなきゃ、とっくに辞めて普通に仕事してたんだよね。
白竜さんとの出合いで本当にみんなに可愛がられ、良くして頂き、製作会社、プロデューサー、監督さんたちに気に入ってもらえ現在。
しかし、時代だよねー。

清水健太郎さん、白竜さん、哀川翔さん、竹内力さん、小沢仁志さん、(約1名はもうアウトです(笑))
この異例のスター☆は、もう出ないでしょうね。

俺が俳優になったきっかけは哀川翔さんと会った事だった。
当時、哀川翔さんは42歳

街なんて歩こうものなら、キャーキャー言われてVシネマのスター☆だった。
しかし、TVには出ていなかったので、一般的に若い子は知らない子が多かった。
それが格好良かった。
やくざ映画のスター☆

そして、そうなりたいと思いVシネマ界へ…

世の中そんなに甘くなかった。
芝居の大変さ、足の引っ張り合い、ドロドロギスギスした所もかなりあった。
そんなものには勝った。
芝居もかなり慣れて来て上達した。
しかし、ついに39歳になろうとしている。

俺が始めて哀川翔さんと出合った哀川翔さんの歳まで残り3年。

後3年で、あの地位に行くのは、もう120%無理に等しい。

それじゃこの世界、もう負けた訳です。

俺の人生の中で、もう負けは経験したくない年です。

素晴らしい俳優さんたちを前に、真剣に考えさせられた撮影となりました。

最後まできっちり頑張ります!!