アンコール外伝~初恋編~①
【実録初恋物語りⅠ】
水元秀二郎10歳
この物語りは、まだまだ小さな秀二郎の体内に男性ホルモンが活性化し出した頃に、同じクラスの女の子を好きになった…が、そんな気持ちを人に言える訳でもなく、高鳴る気持ちをどこにどうしていいのかもわからない年頃と精神状態のミニ秀二郎の切ない恋の物語りである。
勉強が嫌いで仕方なかったミニ秀二郎は、本当に学校に行くのがイヤでイヤでたまらなかった。
そんなある日、1人の転校生がミニ秀二郎の心に矢を放った。
いや、ミニ秀二郎が勝手に矢を放たれただけだった。
女の子の名前はミーちゃん(仮名)
髪の毛が長く、とても可愛い子だった。
この転校生の存在で、この後人生最大の死闘を繰り広げる事になる等、この時のミニ秀二郎は知る由もなかった…。
つづく
【実録初恋物語りⅠ完】