NHKのドラマが2本始まりました。
「ひとりでしにたい」1話
久々の綾瀬はるか主演のドラマ
楽しみにしてましたがタイトルが衝撃的
仕事に押し活に独身生活を謳歌している山口鳴海(綾瀬はるか)
・39歳。
お気楽に始まったと思ったら、いきなり叔母・光子(山口紗弥加)の孤独死にやられました
孤独死の状況とか、遺品整理の話とか、NHKさん、ここまでやるか~
あいかわらず攻めてますね。
キャリアウーマンだった叔母と、専業主婦の母・雅子(松坂慶子)のマウントのとりあいが面白かったです
若い頃は、キャリアウーマンの光子が自由な生活を満喫していたけど、年をとってからは、孫もできて自分の趣味も楽しんでいる雅子が、仕事をやめて孤独にクラス光子の生活よりも、輝いて見えてきます。
人それぞれだけど、なかなかリアルな描写でした
叔母に憧れていた鳴海は、このままでは叔母のような孤独死を迎えてしまう、一人でしにたくない!と婚活を開始。
案の定、なかなかうまく行かず、年下の同僚・那須田優弥(佐野勇斗)から「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」とバッサリ切り捨てられてしまいます。
優弥の言葉がいちいちごもっともで、笑えました
那須田は鳴海に冷たいけど、実は好意を寄せているという「こじらせ男子」役だそうで、佐野勇斗、こういう役も似合いますね。
紆余曲折を経て、鳴海は「ひとりでしにたくない」から「ひとりでしにたい」となり、婚活から終活に切り替えることに!
はじめ、叔母の孤独死からの衝撃的な場面が多くて、ついていけるかな?と心配でしたが、2話からは大丈夫そうかな
推し活にはげむ独身役の綾瀬はるかが軽すぎて、違和感があったのですが、見ているうちにだんだん慣れてきました。
那須田との絡みが面白そうです。
「照子と瑠衣」1話
こちらはNHKBSでの放送です。
少女時代からの親友、照子(風吹ジュン)と瑠衣(夏木マリ)
照子は高収入の夫と暮らす専業主婦ですが、夫・寿朗(大和田伸也)のモラハラに耐える日々で、ついに殺意が芽生えます。
夫のモラハラは、ホント酷い
瑠衣は歌うことに自信がなくなった歌手。
仕事も住む家もなくなり、照子に「助けて」と電話します。
二人は照子の夫の車でドライブ、と思いきや、実は決意の逃避行。
八ヶ岳の別荘地で素性を隠して暮らし始めるみたいです。
70代の女性が、人生これから!と新しい人生に踏み出していく物語。
照子にはまだまだ秘密がありそうだし、これから登場人物も増えてきて、面白い展開になりそう
風吹ジュンと夏木マリは、年を重ねてどんどんいい役者さんになってますよね
二つのドラマとも、老後を考えざるを得ない話で、ちょっと萎えてしまう気持ちもあるんですが。
コミカルな演出なので、そんなに深刻にならずに見られそうです。