2話では、とにかく蒼佑(萩原利久)が怪しくて、ちょっと辛い展開でしたが、3話で新たな悲しい事実が
「降り積もれ孤独な死よ」3話
ネタバレしてます。
灰川邸事件で逮捕されていた灰川(小日向文世)が、牢獄で首を吊って自殺してしまいました
これで、事件は闇の中。憤る冴木(成田凌)
一方、連続暴行事件の犯人がわかってしまいました
父親からの虐待で、自分もまた他人に暴力をふるってしまうようになった蒼佑。
兄である冴木もまた、父親からの壮絶な虐待を受けていました。
12歳のとき、虐待の事実を知った母方の祖母が養子にしてくれました。
自分が家を出れば、父の虐待もおさまるのでは?という願いもあって家をでたのに、代わりに蒼佑が虐待をうけるという最悪の事態に
冴木は父親と同じ暴力性が自分のなかにもあると知り、刑事になれば自分が変われると思ったのに、暴力性が消えることはありませんでした。
刑事になって最初に担当した事件で、DV男を逮捕しましたが、結局、逮捕しても刑期を終えて外に出てれば、また暴力をふるうという事実を知り落胆。
やがて、DV男を見ると、感情を抑えることができず、ボコボコにしてしまっていたのでした。
連続暴行事件の犯人は冴木だったんだ
だから、現在は刑事を辞めていたんですね。
蒼佑を疑っている冴木は、彼を尾行。
蒼佑の行先は「DV加害者プログラム」のセミナーでした。
花音(吉川愛)が階段から突き落とされた日も、セミナーに通っていたことが判明。
蒼佑にはアリバイがあったのです
蒼佑と対面した冴木は、自分だけ、あの家から逃げたことを蒼佑に謝罪。
自分もまた、暴行事件を起こしてきたことを告白しました。
蒼佑は積年の恨みを冴木にぶつけた後、「治せるといったくせに」と冴木に言います。
それは、二人が幼いころ冴木が蒼佑にいった言葉でした。
「生きていれば大抵のものは治せる」
だから、蒼佑はセミナーに通って治す努力をしているわけですね。
蒼佑、なかなかいい奴でした
兄弟二人の絆が見えて、いいシーンでした。
冴木は灰川事件の片が付いたら自首すると、五味(黒木メイサ)に約束しました。
久々に見る黒木メイサ、カッコいいですが、こんな刑事、実際にはいないよねと、見るたびに思ってしまいます
蒼佑が犯人じゃないとわかって、事件は振り出しにもどってしまいましたが、次回は、顔に傷のある男の正体が明らかに
新たな展開になりそうです。