交通警察というあまりドラマでは取り上げられないお仕事でしたが、交通事故にまつわるあれこれは、どれも身近に起こりうる問題で、他人事ではないなーと思いながら見てました。
そして、最終話。
思わぬ展開でした
ネタバレしてます。
トラック横転事故で運転手が亡くなってしまった原因を作ったのは、路上駐車をしていた主婦でした。
主婦は歩行者だったため、事故の加害者にはならない。
あくまでドライバーの前方不注意ってこと?
主婦を演じる山下容莉枝がふてぶてしくて、なんの反省もしてない態度がホント憎らしかったです
いつもは、陣内(小芝風花)が怒って、金沢(安田顕)がそれをおさめるパターンでしたが、今回は金沢が主婦につかみかかってしまいました
それには理由があって、15年前金沢は、路上駐車が原因で、妻・絵美(星野真里)を亡くしていました。
さらに、金沢はこの時路上駐車をして運転手といろいろあって、事故と見せかけて、殺害していたことが判明
えー!こういう展開なんだとビックリ。
妻を失った苦悩を演じる安田顕、迫真の演技でした
こういうシリアスな安田顕、あんまり見たことなくて新鮮でした。
陣内がもっていたお守りを渡したのは、金沢の妻・絵美だったという話も切ない
まあ、そんな偶然、ドラマでしか起こりえないわけだけど。
金沢が考えた殺害計画も、そんなにうまくいくかな?という気持ちもありましたが、良く練られた話でした。
初めに出てきた天使の耳を持つ盲目の少女の話が、実は美談ではなかったり、1話から4話まで、登場人物がちょっとした関連性をもたせたつくりも良かったです
ただ「天使の耳」の話は2話までだったので、タイトルが合わないかな?とも思いました。
ユーミンの歌が効果的に使われていて、ちょっと前に夜ドラでやったユーミンストーリーズよりもこっちの方がいいなと思ってしまいました
次回からは「燕は戻ってこない」が始まります。
ちょっと重い話になるかもしれませんが、原作面白かったので楽しみです