こんにちは。
年末バタバタしていて、なかなか更新できず、今年最後の更新になってしまった。
今回は、ネックのリセットとピックガードの交換の修理ですが、ピックガードの交換にスポットを当ててみます。
ネックのリセットが済みましたら、ピックガードを作り直して貼りなおします。
剥がして、作業に入ります。
ピックガードよれよれです。
まず、トレーシングペーパーに型を写し取りましたら、両面テープを貼って材料に貼り付けて、切り出します。
切り出しましたら、外周のでこぼこを取ってきれいなピックガードの形を作ります。
外周の縁を面取りします。
サンドペーパーで全体を磨きます。
これをやらないと、色艶がただの下敷きみたいでかっこ悪いのです。
それからバフ掛けをしますが、だいたい1回ではきれいになりません、よくサンドペーパーをかけたつもりでも、 キズが残っているので、この作業は何回か繰り返さなくてはなりません。
塗装面と違って固いので、大変です。
磨いたものと、シールを剥がしただけのものの比較ですが、なんとなく伝わるでしょうか?
きれいに磨けたら、裏に両面テープを貼り付けます。
このような、ピックガードの材料(両面テープつき)もあって以前は使ったのですが、少し、気持ち厚いのが気になって今は殆ど使いません。
後は汚れや縁のバリを取って貼り付けます。
貼り付ける前に調整などの作業は全て終わらせておきます。
70年代の D-41 です。
しかし、なんでこんなにヨレヨレになっちゃったんだろ?
それでは、来年もよろしくお願いいたします!
おまけ。
Gibson のピックガード交換。
50年代風のモデルに厚めのピックガード。