大山寺から畠堀操八氏の受講や自己紹介(私の山仲間にお声掛けしていますが、それぞれは初対面の方も。)を含めて50分ほどで大山阿夫利神社下社へ。
今回も『ホントに歩く 大山街道』中平龍二郎著 風人社 2007年7月25日初版を参考に歩きますが、大山は山仲間としてはお馴染み、山地図を携行している人もいるし、また、畠堀操八氏にとっては自宅の裏庭の感覚でしょう。
110段の石段を上って大鳥居に到着。広い境内が目に入ります。
大山阿夫利神社の御祭神は・・・、
大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)…山の神、水の神。大山が船の羅針盤となったことから、産業や開運の神。酒解神。
大雷神(おおいかずちのかみ)…火災や盗難除けの神。大山では大天狗。
高龗神(たかおかみのかみ)…水の神。祈り雨、止雨の神。「高」は山、「龗」は龍で龍神。大山では小天狗。
境内には枝垂れ桜が満開。ソメイヨシノ(染井吉野)はまだまだ(4月14日)。
富士山の熔岩で造られた獅子山。十二支に囲まれています。
そうそう、これが大事、大事。奉納の大木太刀を持つ「大山詣りの石像」。
日本遺產
江戸庶民の信仰と行楽の地
~巨大な木太刀を担いで「大山詣り」〜
平成28年4月25日認定
「日本橋から歩く大山街道」の2回目(2021年12月25日)で、世田谷区三宿で出会ってから度々導かれてきた大山街道のステッカー。今日も数カ所で出会うことができました。
社殿の地下には大山名水も。その近くに奉納された大木太刀。
いままでもかすかな記憶はあるものの、今回はしっかりと確認することが大目的でした。
「大山詣り」のクライマックスに出会ったような気分で、大満足。
二升瓶の日本酒も奉納されていました。
地下を出たところで、畠堀操八氏による『新編 相模國風土記稿』の講演。
大山の地理や歴史を拾い読みし、解説してくださいました。
(つづく)