東高円寺の杉並区立蚕糸の森公園。
農林水産省の蚕糸試験場が、1980年につくば市へ移転した跡地につくられた公園です。
正門は蚕糸試験場当時のもの。レンガ造りの建物も当時は守衛所だったそうです。
公園内には、幅30mの人工の大滝。
この公園はさまざまな防災設備が設置されているのですって。この大滝の水なども防災に使われるのでしょうね。
夏にはこの大きなスズカケノキの木陰が心地よさそう。
水の流れに沿って歩いてみました。
家族連れや友達仲間が日向でくつろぐ姿。やはり夏には水浴びする子もいるのでは?
池には鯉が悠々と泳ぎ、鴨などの水鳥ものびのびとしていました。
防火樹林を兼ねた樹木が整備され、落ち着いた雰囲気があるせいかも。
杉並第十小学校は環状七号線沿いにあったため光化学スモッグの影響がひどく、公園と校庭を一体化する形で移転したそうです。
防災ばかりでなく遊具や香りを楽しむ散歩道もあり、いろいろ工夫された公園でした。
丸の内線はこのまま青梅街道を左方向に進みますが、今回の丸の内線はここまでとし、私達は右折して高円寺陸橋沿いの環七に歩を進めます。
(つづく)