日本橋から歩く『大山詣り』11-5 ✿ 浄心寺 長龍寺 小金塚神社 普済寺の宝篋印塔と大山 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

一人、"地下鉄の地上を歩く会"

山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

伊勢原駅からしばらくの間、国道246号を歩きます。
右側に、浄土宗 栖岸山 浄心寺の石標。

 

 


茅葺きの山門が渋い。

 

 


ご本尊の阿弥陀如来を安置する本堂。静寂さが漂う寺院でした。

 

 


石田交差点で、国道246号とは別れて大山街道を探します。
『ホントに歩く 大山街道』(中平龍二郎著 A5判)の地図の頁だけをA4に拡大コピーして参加者に配り、それを参考に歩いています。

ここから先は地図をよく見ても分かりにくいところが続きました。

 

 


皆が探し歩いてくれているのにちょっと失礼して、横道にそれた公園の望岳台と彫られた石碑の横から大山を写しました。

 

 

おぉ、久しぶりに出会った大山街道のラベル!!! 嬉しくなります。
「大山詣り」自体が7ヶ月ぶりだし、午前中には出会わなかった。

これで、本来の大山街道を歩いているのだわ、とホッ。

 

 


紅葉の始まる樹木に惹かれてここも寄り道。

浄土真宗本願寺派 金林山長龍寺。

 

 


阿弥陀如来を本尊とする本堂。親鸞聖人像もおられます。

とても佇まいの良い寺院です。


「寄り道」と書きましたが、初めからすべて寄り道ばかりです。

ひたすら大山街道を歩くのみだったら、とっくに大山奥ノ院まで行っていたことでしょう。落語の「大山詣り」だって、2~3泊で江戸から往復しているのではないかしら。
「小江戸大江戸トレニックワールド」が企画する『第1回矢倉沢往還』の150.3㎞のコースでは、三宅坂から大山山頂を往復し沼津まで30時間かからずに走っていいます。

この走者たちには2022年10月15日の第8回でお会いしました。その時のことは2022年10月29日に載せましたので、ぜひご覧くださいませ。

 

 

 

住宅開発が進む中の道を探して小金塚神社に向かいます。

 

 


標高34mの小金塚神社は円墳の頂上にあります。

 

 


金物を鋳る術の神といわれる金山彦命を祀っています。
ここで少し長めの休憩。よく歩き回りましたからね。

 

 


道祖神や道標に導かれながら、歌川を歌川橋で渡りました。

 

 

またもや大山街道のラベル。嬉しいですねえ。

ここは普済寺の参道入口。両側にラベルがありました。

 

 

普済寺は伊勢原市下糟谷にある臨済宗建長寺派の寺院。

 

 


地蔵菩薩像を本尊としています。

 

 


この宝篋印塔は伊勢原市で最大の石造物。

夕暮れの大山と一緒に写しました。(11月19日 15:55)
 (つづく)