JR中央線 勝沼ぶどう郷駅で電車の停車中に撮りました。
桜が満開。ぶどう畑の向こうには南アルプスの白峰三山が白く光っている。
発車直後の車窓からは白峰三山がはっきりと。
富士山の次に高い北岳(3193m)が、前の山に隠れて頂上の三角だけが見えています。
左に下って次に大きく見える山は間ノ岳(あいのたけ)。
一度下って次は農鳥岳。
「あぁ、農鳥には行かれてないよー!こうして見ると残念だったわぁ。でもその分、北岳、間の岳は時間たっぷり、天気にも花にも恵まれ、ブロッケン現象も見られてとても贅沢で楽しい山旅だった!
組み立ててくれた友達には今でも感謝!」
一番右の方に白く見えるのは鳳凰三山の薬師と観音か。
こんな素晴らしい眺望は滅多に見られないわ。
塩山駅に近づいて、それこそ塩がこんもり盛られたような塩ノ山が見えてきました。
今回は午後から勝沼ぶどう郷の雲龍寺で「江戸の富士塚めぐり」の打ち合わせ会があるので、午前中はこの塩ノ山を登ろうという訳です。(4月3日)
大きな丸い石、山梨県では時々見かける道祖神です。
塩ノ山への案内図を見ていて知った「大本山 向嶽寺(臨済宗)」。
後ろが塩ノ山。
富嶽に向かって建っているから「向嶽寺」なのですね。
「禅林法窟」の扁額がかかる向嶽寺総門。造り方が興味深いですね。専門家が見たら大変なものでしょう。
総門から仏殿までの距離が長く、庭園も手入れが行き届いています。
はじめ拔隊禅師が竹森の地に草庵を結んだが、康暦2年(1380)武田信成から寺地の寄進を受けて向嶽庵と命名し創建したという。
全く知らなかった向嶽寺の佇まいに魅了されっぱなしの40分でした。
さぁ、塩ノ山に登りましょう。