塩山 塩ノ山 ① ✿ 南アルプスの絶景  塩ノ山を背にした向嶽寺 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

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山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

JR中央線 勝沼ぶどう郷駅で電車の停車中に撮りました。
桜が満開。ぶどう畑の向こうには南アルプスの白峰三山が白く光っている。

 

 

 

発車直後の車窓からは白峰三山がはっきりと。

富士山の次に高い北岳(3193m)が、前の山に隠れて頂上の三角だけが見えています。
左に下って次に大きく見える山は間ノ岳(あいのたけ)
一度下って次は農鳥岳。

「あぁ、農鳥には行かれてないよー!こうして見ると残念だったわぁ。でもその分、北岳、間の岳は時間たっぷり、天気にも花にも恵まれ、ブロッケン現象も見られてとても贅沢で楽しい山旅だった!

組み立ててくれた友達には今でも感謝!」
一番右の方に白く見えるのは鳳凰三山の薬師と観音か。
こんな素晴らしい眺望は滅多に見られないわ。

 

 

 

塩山駅に近づいて、それこそ塩がこんもり盛られたような塩ノ山が見えてきました。
今回は午後から勝沼ぶどう郷の雲龍寺で「江戸の富士塚めぐり」の打ち合わせ会があるので、午前中はこの塩ノ山を登ろうという訳です。(4月3日)

 

 

 


 塩山駅北口の武田信玄公像。

 

 

 

  

大きな丸い石、山梨県では時々見かける道祖神です。

 

 

 

塩ノ山への案内図を見ていて知った「大本山 向嶽寺(臨済宗)」。

後ろが塩ノ山。

 

 

 

富嶽に向かって建っているから「向嶽寺」なのですね。

 

 

 

「禅林法窟」の扁額がかかる向嶽寺総門。造り方が興味深いですね。専門家が見たら大変なものでしょう。

 

 

 


室町時代中期のものと思われる中門。

 

 

 

 

総門から仏殿までの距離が長く、庭園も手入れが行き届いています。

 

 


はじめ拔隊禅師が竹森の地に草庵を結んだが、康暦2年(1380)武田信成から寺地の寄進を受けて向嶽庵と命名し創建したという。

 

 

全く知らなかった向嶽寺の佇まいに魅了されっぱなしの40分でした。

 

 

 

 


時間はたっぷりある。(その時はそう思っていました。)

さぁ、塩ノ山に登りましょう。