シニア大楽アイデア・脳トレ教室で東芝未来科学館へ② ✿ 田中久重 からくり人形 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

一人、"地下鉄の地上を歩く会"

山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

  

夏休みなので子どもたちも多く、入館するとすぐに散っていき、映像でゲームを楽しむコーナーは順番待ち。

うふふ、シニアたちは見学案内書の番号通り、1のヒストリーゾーンへ。

 

 

 

 

東芝の創業者は?ピンと来ない。

田中久重と藤岡市助が並列しています。

 

 

2018年9月26日 撮影  

そうそう、青山霊園で広々とした田中家の墓所があり、そうだ、特別に目立ったのは東芝の創業者の田中久重だったわとだんだん結びついてきました。

 

 

 

田中久重は寛政11年(1799)、久留米に生まれました。子供のころから発明、細工の才を発揮し、からくり人形師として有名になったそうです。

 

シニアたちがぞろぞろと見学していると、係の方がからくり人形をケースから出して実演してくれました。

 

 

 

ぜんまいを巻いて、茶托にお茶碗を乗せるとツツツーと動き出す茶運び人形です。

お茶碗を取ると止まり、再び乗せるとUターンして元の位置まで戻ります。

 

 

 

その仕組みを着物を着ないお人形と、下の部分を大きくした模型で説明してくれました。

 

 

 

これは連理返り人形。これも実際にやって見せてくれました。

棒の中に水銀が入っていて、水銀の移動に伴って、棒を担いだ二人がくるんくるんと階段を下りていきます。お見事!

 

 

 

籠の中のホトトギスも、実際に動かしてくれました。

「トッキョ キョカキョク(特許許可局)」と鳴くかなと思ったら「ピーッ、ピヨッ、ピーッ、ピヨッ」

ふいごで鳴き声を出しているそうです。

楽しめましたー!