林壮一の『マイノリティーの拳』レポート -36ページ目
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ロッキー・ザ・ファイナル

 『ROCKY』最新作の公開が迫って来ました。アメリカでは昨年のクリスマス前から、およそ1カ月上映され、現在はDVDが売られています。

 「ROCKY」は根強いファンがいる一方、リアル・ファイターにも愛されているんですね。ボクシングの記事を書き続けている僕は、そんな彼らを余話としてご紹介致します。


 まずは、ジョー・フレージャー。1944年1月12日生まれの元世界ヘビー級チャンピオン。1964年東京オリンピックで金メダルを獲得。"ザ・グレイテスト"モハメド・アリと3度闘って、1勝2敗。ROCKYの第1作で、アポロ・クリードとロッキーを試合前にリングで激励するという役を演じました。

 「映画・ROCKYで、スタローンが冷蔵庫の中で吊るされた牛肉をサンドバックのように叩くシーンがあるだろう。あのモデルは、このオレさ」と語っています。ボクシングで食べていけるようになるまでは、フィラデルフィアのCross Brothersという食肉処理工場で働きながら、あんな風にチャンピオンを目指していました。今回の作品は、観たかなぁ。現在もフィラデルフィアに住んでいます。

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