4月24日、バングラデシュの首都ダッカにあるビルが倒壊した。
といっても日本人にはあまり馴染みが無い所なので少し説明します。
バングラデシュはインドの東、ガンジス川河口にある国家。
大きさは北海道と九州をあわせたより、やや大きいぐらい。
バングラデシュ人は親日的で、個人的な経験を言えば、
国旗が日本のを参考にしたと嬉しそうに言っていた人に会ったことがある。
言われて見れば、バングラデシュの国旗は緑地に赤の日の丸だ。
最近では日本企業がどんどん進出しており、文字通り赤丸人気急上昇の国だ。
そんなバングラデシュで、縫製工場などが入った8階建ての雑居ビルが倒壊した。
ビルの中では3千人以上の人が働いていた。
2千人以上が助け出されたが、それでも多くの犠牲者がでて、約千人が亡くなったとされる。
すでに事件発生から、17日が過ぎており遺体回収の作業に追われているときに助けを呼ぶ声がした。
救出活動を行った軍関係者によると、声がした所を覗くとパイプが動くのが見えたと言う。
その穴に食料を入れ、必ず助けると励ました。
ドリルやハンマー、のこぎりを使って45分かけて助け出した。
助け出された女性はレシュマさん(18)。
この奇跡の救出作業はテレビで生放送され、レシュマさんは一躍ヒロインとなった。
彼女のいた場所は瓦礫の空洞になっており、他に三人の生存者がいた。
乾燥食品とボトル入りの水1本で命をつないでいたが、一人また一人と息絶え、彼女だけ生き延びたと言う。
レシュマさん生存の知らせを受けた家族は、「奇跡だ」と叫び狂喜したという。
地元紙ダッカ・トリビューンのソバーン編集長は「信じがたい苦難に直面したときの回復力、勇気、強さ、そしてどんなに可能性が低くとも、決してあきらめない意志の強さ」を持った女性だとレシュマさんを褒め称えた。
ビル倒壊から2週間以上が過ぎた現場での奇跡の生存者。
まさに信じられない。
千人もの犠牲者を出し悲劇に打ちひしがれたバングラデシュの人々にとって、この生還劇は希望をもたらした。
映画になってもおかしくない感動の実話だ。
人気ブログランキングへ