嫉妬心、貪欲、恨み、憎しみといった邪念は、身体的行為よりも大きな悪影響を及ぼします。思い切り人を殴ることによって相手に与える身体的な痛みよりも、その行為に至らせた邪念が当人の霊と精神に及ぼす悪影響の方が、はるかに強烈です。
シルバーバーチ 今日のことば より
今まで一切の邪念を抱かなかったという方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、人は自らの邪念によって自ら苦しむことになります。
地上的価値観によって囚われている方はとりわけ自らの悪想念によってどんどん霊性が落ちて行ってしまうことでしょう。
殴ったこと、殴られたこと、私も男の子ですのでそうした経験は若い頃あるんです（笑）
でもいまだに人を殴ったことに対して後悔の念が拭えないものですし、殴られたことも忘れることは出来ません。いずれも思い出せば暗い気分になりますし影響は残り続けるわけですね。
これが長年の恨みつらみであったらと思うと怖いものがあります。まだその場限りのいさかいで良かったと思います。
過ぎたことはむやみに思い出しても意味がありません。
あらゆる邪念を手放すことがいかに大切かを学べれば良いと思います。
手は握れば殴ることもできます。開けば優しく撫でる事ができます。今は痛みのある所に優しく当てて癒しの為に使っています。