以前、私は海岸から1キロちょっとのところに住んでいました。
ご近所の方と挨拶がてら立ち話をしていると、「実は私、津波がいつくるか怖くて怖くて仕方がないんです」とこぼされました。
私が「それならライフジャケットを一つ買っておくといいですよ、津波で流されても浮いていればそのうち見つけてもらえて引き揚げてもらえますから」と笑って返すと、「あら、あなた、お気楽ね~」と深刻そうな表情が一変して笑顔に変わられました。
東北大震災から7~8年経っていたと思いますが、その間ずっと不安の中で生活されていたのでしょう。やはり精神科のお薬を飲まれているようでした。
寿命や亡くなり方はおよそ決まっていますし、死後の世界も今の自分の状況を見れば想像がつきます。
あれこれわからない事や先のことを心配して何もしないでいるよりは、自分の出来る対策をしますと安心して過ごせます。
災害なら防災対策、死の恐怖なら死後の知識、溺れたくなければライフジャケットです(笑)
そして今、自分は自分らしく悔いのないように生きているか。自分の人生の使い方を振り返ってみますと、おのずと心配よりも、為すべきことが見えてくるかもしれません。
絶対に許してはならないことは、不安の念を心に居座らせることです。
取り越し苦労は魂を朽ちさせ、弱らせ、蝕みます。判断力を鈍らせます。理性を曇らせます。事態を明確に見きわめることをさまたげます。
シルバーバーチ 今日のことば より
