先日息子が学校から持ち帰ってきたこれ。
夜に、リビングで仕事している旦那についつい熱く語ってしまいました…f(^_^;
レントゲンなどの医療の分野において、放射線は素晴らしいと思うし、
放射線について学ぶことが悪いことだとは思いませんが、
内容をみて呆れる。
電気と放射能を比べるのって、正しいの??
理系じゃない私には、そもそもこの比較が正しいのかどうかもよく分かりませんが、
電気と同じくらい、身近でもって安全なものとでもいいたげな・・・・。
とついつい、この本に隠された裏側を考えてしまいます。
私は放射線について詳しいわけでもないけど、文章くらいは読んで理解をしていますf(^_^;
かなり内容は要約してしまいますが、
書いてあるのはこんなこと。
要は、放射線も放射能も怖くない。と言いたげな内容。
原発事故の影響は、
日常生活の空気や食べ物では心配もいらないし、
そもそも、低線量の放射線が人体に及ぼす影響は分からない。
それに、自然界にも存在という内容。
でもさ、原発由来の放射能は、無ければ無いにこしたことないですよね・・・?
がんなどの病気は様々な要因により、発症することがあるから、放射能が原因とは言えない。
そして、驚くことに、
原爆を受けた唯一の被爆国であるにも拘わらず、
放射線による被害は科学的には解明できていない。
などと書かれているんです!!
原爆による被害を受けた方、今もなお、苦しんでいる人たちにとって、
これほどまで酷い言い方は無いでしょう。
どれもこれも、は???と思うような内容。
基準値を例にとり、
安心できる基準値を儲けているから、市販に流通しているものは大丈夫。
だとか、
海底の魚や、野生のきのこなどでは基準値を超過するものもある。とのただし書きはあるものの、
ほんのごくわずかなので心配いらないというような内容でした。
そもそも、その、基準値だって、
原発事故以降に、引き上げられたものですよね…(T_T)
500ベクレルだったときよりは、そりゃあ、マシになっただろうけど。
年間1ミリシーベルト
という基準は、一般市民の被曝限度(自然放射線・医療被曝は除く)です。
確かに、放射線が与える影響については、現時点では、良いとも、悪いとも言い難く、
未知な部分が多いけど、
その上で、1ミリまでなら、
人体に及ぼす影響はほぼ無いだろうと、思われて定めたものなのに、
今までの日常的生活で浴びている放射線に加えて、
たとえ基準値だろうと汚染されている食べ物や空気、水、もあるでしょうし、
家庭で育てたものなんて、
検査をしない限りは安全かどうかも分かりません。
また、ホットスポットなどの地域や場所による汚染、それらを踏まえたら、
1ミリが守れるとは思えないところもあると思います。
外部被爆と内部被爆をトータルで考える必要があるでしょう。
これは、感情論でも何でもなく、
年間1ミリシーベルトと決まってるのだから、
1ミリにならないために、
それらを、個人個人で、自分がどれたけ被曝しているか理解する教育こそ必要なんじゃないのかな??
レントゲン1回の被曝がどうとか、
そんな、説明が欲しいんじゃないです。
なんでこんなに一生懸命に、
大丈夫大丈夫とポジティブキャンペーンをしているのかが疑問です。
ちょっとクシャクシャになってますが、
1メートルの長さの単位の中での1センチメートルと、
1シーベルトという放射線を測る単位の中での、
1ミリシーベルトや、1マイクロシーベルトを比較するのって、
何か意味があるのでしょうか??
1メートルのうちの1cmはごくわずかというたとえは分かりますが、
1シーベルトって言ったら、吐き気などの症状が出始める。という値。
1シーベルトにいたっては、それだけで5%の人がなくなります。
3~4シーベルトでは、半数の人が無くなる致死量に値します。
1シーベルトの1000分の1だから安全である。とでも言いたいのでしょうか・・・?
低線量被曝について、まだ研究がされている状態ですので、明確な科学的証拠はありません。
でも、分からないからこそ、安全か安全じゃないか分からないからこそ、
万一安全じゃなかったときのために、安全策を講じる必要があるんじゃないのでしょうか?
なんかもう・・・。
単に、原発再稼働したいんでしょ?
万一、原発の放射能で被曝して病気になったとしても、関係性が無いと言いたいんでしょ?
としか思えない。
よく考えてほしい。
アメリカでBSEが流行ったとき、
輸入を禁止にしたこと。
検査を強化したこと。
基準があり、その基準を超えたから厳しく取り締まる。
ごく普通の危機管理。
日本国内の事故だから、なぜか責任の所在をうやむやにするどこか、
基準を変えて、洗脳するかのようなポジティブキャンペーン。
もしもこれが、外国で起こった事故で、
食品や製品が汚染されたら、
日本は、
大丈夫大丈夫。
安心だからって、輸入してましたか??
絶対に、輸入禁止措置を取るなり、汚染されていない証明ができない限り輸入をしないでしょう。
各国が日本のものを、輸入禁止にしたことに抗議するなんておかしい。
各国がとった行為は、国民を守るべく適切な処置だと思います。
風評被害。
確かに、安全性が確実なら、
それを避けるのは風評被害。
本当に残念です。
でも、偽装が横行している昨今、
誰がはいそうですか。と信じられるでしょうか。
産地によって、食べ物を選ばなくては安心できない心理は、
風評被害ではなく、
信頼できないという、全く別の根本的な問題があると感じています。
私だって、意地悪で産地によって買わないと決めているわけではありません。
目の前で検査して、安全だって分かったら(ちゃんとセシウムだけでなくストロンチウムなど、プルトニウムなどが入っていないと証明されたら)
それが、いわゆる風評被害と言われている地域のものでも、
食べることにためらいはありません。
子どもにだって、食べさせます。
でもね、すべてを検査することは不可能だし、
スルーされたもの、ごまかされたものがあるかもしれない。
という、不安な気持ちがあるから、
私自身で、これなら大丈夫かな。と思えるもの買っているのです。
放射能の影響は未知数。
バカみたく心配して、何もないかもしれない。
でも、万一、5年、10年後に何かしらの影響が出たとしたなら、
その当時、なにも疑わず何でも食べていた自分を後悔します。
後悔だけで済むならいいけど、
自分や大切な人に重大な影響が出たとしたなら、やりきれません。
大丈夫!!ときちんと結論付けられるまで、
半減期を考えたら生きている間一生だけども、
少なくとも子どもか大きくなるくらいまでの間は、
安心できないものは選びたくありません。
ただし、こうやって生活する以上、
100%は無理です。
妥協、我慢するときはする。がモットーです。
まぁ、間違っても基準値を越えてるような山のキノコを食べたりはしませんけどね(笑)
道の駅とかで、生産者が売っているキノコとか、私にはもう、毒の塊にしか見えません。
そもそも、私の住む埼玉県の山の方の地域では、実際に
野生のイノシシやシカ、キノコなどは、基準値を越えるセシウムが検出されています。
ということは、その辺りの植物や土壌も汚染されているという証明になるでしょう。
人間が、野草を食べて生活をしないにしろ、
同じ環境にいるというのは、やはりリスクがあることなのだと理解しています。
夫の実家では、庭先で野菜を育てていますが、
それが食卓に並ぶと、私には恐怖・・・。
山菜とかも取ってきたやつを食べているけども、
義父母が食べる分には何も文句は言わないけど、
私や息子には出さないで欲しいです。
やんわりと、食べなかったりして、回避しているけど、こればかりは、
科学で危険です!!と言われていない限り、
どう考えるかは自由ですし、周りの人に共用するつもりは全くありません。
でも、私は、絶対に嫌だけど。
冷たい話ですが、個人的には、お年寄りは気にせずどこに、住もうと何を食べようといいと思います。
環境を変える方がかえって良くないし。
だって、それこそ放射能の影響は未知数なのですから、
今日明日、それどころか震災から3年でも、
人の立ち入れないようか避難地区でなければ致死量を越えるようなことは無いでしょう。
放射能が多少あろうと、いきなり、影響があるとは思えないから、
たまには気にせず食べる(外食など気を付けてはいますが、コレばかりは分かりませんし。)
ことは、仕方の無いことだし、気にする方が精神的にも良くないと思っています。
書き出していると、キリが無い。そして、上手くまとまらない・・・。
とりあえず、2年生の息子には理解するには難しい内容だったし、
常日頃、私は、
大きな地震があって、電気を作る為の施設で、放射能という毒が、
あちこちにばら撒かれてしまったの。
それは、目に見えないし、匂いもないし、味もしないし、
どんなものかは分からないけども、
食べ物や土や草や、水や空気中に存在して、
それがあるかどうかも、調べる機械がないと分からないの。
だから、安全だと分かるもの以外は、
もしかしたら、毒が入っているかもしれないんだよ。
その毒を食べても、いきなり病気になるわけでもないし、死ぬわけでもないけど、
その毒が、いつか大きくなったときに、病気になってしまうかもしれないの。
でもね、ママもパパも、どんなにすごい先生でも、その毒が本当の毒かどうかは分からないの。
今からもっと先になって、それが毒だって分かるかもしれないし、毒じゃ無かったって分かるかも知れなんだよ。
だから、もしも毒じゃなければ、病気にはならないかもしれないんだよ。
でもね、どうなるか分からないものだから、それなら、ママは食べないほうがいいと思っているの。
と教えています。。
私の意見の押し付けであることは充分に承知していますが、これが私の現時点でのベストな息子への教育です。
だからか、息子はスーパーでお野菜や果物、お魚やお肉を選ぶときに、
「ママ、これは買っても大丈夫?」と聞いてから、選ぼうとしています。
この言動自体が、風評被害だと思われるかもしれないけど、
自分の身は自分で守る。それが危機管理能力だと思います。
そんなわけで、私は、
産地自体が偽装されていたら、元も子もないけども、
基本的には、食材は西のものや外国のものを買うようにしています。
産地で選ぶことが多いいです。
お肉は、アメリカのお肉や、オージービーフが多いかな。
九州の鶏肉は、近くのスーパーで手に入るので、鶏肉なら、必ずそこで買っています。
鳥インフル・・・もあるけど、それこそ、流通しているのは大丈夫でしょうし、加熱すればインフルなら大丈夫ですし。
放射能は、加熱しても無くならないから厄介なんですよねぇ。
放射能だけでなく、農薬やら、食品添加物やら、遺伝子組み換え食品やら、人口甘味料やら・・・・。
と、気になりだしたらキリが無いし、防ぎようも無いけども、
原材料を見て、すぐになんだか分かる食品が使われているもの(砂糖とか、塩とか)を選ぶようには努力をしています。
カロリー0には、魅力を感じるけども、
やはり人口甘味料は今後どんな影響が出るかも分からないし(放射能と一緒で、もしかしたら影響が無いかもしれないし、あるかもしれない・・・。と未知数ではありますが。)
たまになら飲むし、気にしていないけど、
やはり子どもに飲ませるには抵抗があります。
どれも日常生活に密着したことなので、
気に掛けなくては、そのまま流されてしまいがちなことですが、
食の安全を守れるのは、食事を作る人たちです。
我が家であれば、その責任があるのは、母親である私です。
医食同源ではないですが、人間の体は食べ物から出来ているわけですし、
少しでも安心できるものを食べたい。
この願いって、当たり前のようで難しい世の中になりましたよね。
今回のブログ。
具体的な地名は、書きませんでした。
決して、どこか一定の地域を非難するつもりはございません。
唯一書いた地名は、住んでいる埼玉県だけです。
反原発だ、なんだと騒ぎたいわけでもありません。
ただ、私が日頃から感じていることを書いただけです。
でも、私と同じように子どもを育てるママにぜひ読んで頂き、考えてもらえたらいいな。と思い、
久しぶりに、放射能のことでブログを書きました。
震災当初は、よく書いていましたが、しばらくこのことは触れてきませんでした。
でも、常日頃考えていたことには変わりありません。
幸いにも、仲の良いママ友とは、同じ考えなので、
この冊子についても信じられない!!と同じような意見を言いながら、話せたので、
心の支えになっています。
周りが、全く気にしていない中で、一人だけ、放射能を気にしていたら、
変わり者扱いされるでしょう。
逆に、みんなが気にしているのに、一人だけ気にしない人がいたら、
非常識、無知だと思われるでしょう。
そうやって人を批判することは簡単です。
人と比べるのではなく、
個人個人の基準で、まずは物事をとらえたいと思います。
そして、願わくば、一刻も早く、信頼できる科学的根拠が出ますように・・・。
(決して、国の利益を考えてた信頼できない根拠の元での安全です宣言ではありませんように。)
その結果が、影響は無い。であれば、喜んで、何でもたべたいなぁー!!
心配して損したね。って笑いたいな♪って思っています。
万一、影響があると分かった場合には、一刻も早く、何らかの影響があった人が救われますように・・・。
決して、全てにおいて、批判的に考えているわけではないですので、付け加えさせて頂きます。
なお、こちらの副読本を読みたい方は、
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/detail/1344732.htm
文部科学省のHPからご覧いただけます。
ご参考までに。