ラーメン 時々食を語る -5ページ目

ラーメン 時々食を語る

ラーメン界の風雲児と呼ばれる男を知り尽くした人間が、ひっそりと開いたブログ

Kojiの原点 
茨城県の佐貫という地名 知っている人はどの位いるだろう?自分自身、彼があそこに大勝軒をオープンして初めて知った地名だ。駅前には、ロータリーがあり、そこから歩いて2,3分の所に 常陽銀行の隣りに佐貫の大勝軒はある。いうまでもなく「辺鄙な」場所にある。なぜここに彼が店を開いたかは、後々話す機会があると思うが、何は無くとも、この地が彼の原点である。しかし、当然開店しても、こんな所だからすぐに客が来るはずがない。1日に数杯しか売れない日々が続いた。生活も窮し、風呂に入るのももったいない、として、(今は、時効ということで勘弁して欲しいが)厨房の水場で、体を洗うこともしばしば。                                                      基本的に彼には、言葉は悪いが知識というものがない。いわゆる、マーケティングというものには、全く縁がない。そもそも、そんなものを持っていたら、佐貫なんかでオープンするなんてことは、端から出なかっただろう。     ただ、彼には知識はないが、本能的ともいえる、「知恵」があった。                              飲食店とは基本的に「待ち」の営業である。しかし、彼はこうしたのぼりを振って前を通る通行客、ドライバーに店をアピールすることで「攻め」の営業に転じた。ガソリンスタンドではよく見かける風景だが、彼はラーメン屋でそれをやった。一回興味を持ってもらえれば、彼の真骨頂である人懐っこさを売りにした顧客サービスと、常磐エリア初の大勝軒、という珍しさもあいまって、瞬く間に人気店となったのだ。                             今日つけ博で、この姿を久しぶりに見たが、懐かしさと共に、彼の原点はこの姿だな、とあらためて、感じさせられた。
浜松町でこの23日から始まっている大つけ麺博(つけ博)に2日程顔を出してきた。 2年前に日比谷でスタートし、昨年から、浜松町のこの地での開催となったが、今やこの時期の風物詩となりつつある。                 2日にかけて、頑者、けいすけ、無鉄砲、豆天狗、そして麺屋こうじの5種を食べた。いずれも、つけ博限定の気合のこもったつけ麺であり、見た目も、味もすばらしい、ものだった。ただ、そもそも論になってしまうが、つけ麺が好きな人なら知っていると思うが、つけ麺はその食べ方から、通常のラーメンよりも、急激にスープの温度が下がる。陶器の器でさえも、それを極力汁の温度低下を避ける為に、電子レンジで温めてサーブする、ということもあるくらいだ。 それをプラスチックの器かつ、外で食べる、となると、3口ほど食べるころには、ほとんどぬるま湯状態。そして、そこから悲劇は始まる。 最近のつけ汁は、トンコツや、魚介をかなり強く出しているものが多い。ということは、汁温が冷めてくると、そのあたりの臭みが際立ってきてしまうのだ。これは今回食べた、5種のつけ麺全てに言えた。外でのつけ麺は初めの3口(場合によっては、2口)が勝負、と思った方がいい。18時これから、夜のピークがはじまる! 
正直、このブログを開くことには、多少のためらいがあった。彼の眼の黒いうちは、やめとこかな、と思ったこともことも数度。でも、グループ関連を含めれば、100数十店舗のトップとなり、TVにおいて、2度の特番をもつことになった今、有名税と言ったら、それまでだが、彼に対する評価が一人歩きしてきたこともあり、やはり、彼を昔から知る身としては、多少のクサビ的なものが打てたら、という思いもあり、重い腰を上げることにした。
とはいえ、全てが全て、彼の肯定論になってしまっては全く持ってつまらないし、外からの言葉も当然と思われることもあるだろう。あくまでも公平性は意識していくつもりだ。
最後に、言葉足らずもあり、多少誤解を招くこともあるやもしれないが、その所は多少大目に見ていただきたい。