センター試験2017年B追試 その5 (都市圏人口と老年人口率) | 予備校講師・みはらっち0-0^のオフィシャルなブログ

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まずいつもの様に人口をみていくか。USA3.2億、NZ0.05億(たった500万人で、デンマーク、シンガポール、フィンランド、ノルウェーと同じレベル)、フィリピン0.9億、チリはほっといて。

さて、解きましょうか。まずは老年人口の割合が7%で高齢化社会、14%で高齢社会、20%で超高齢社会、日本は27.3%で3.5人に1人がお年寄り。
まず高齢者の割合が高い①と④は先進国だろう。この中ではUSAとNZしかないだろうよ→でもUSAはヒスパニック系(ラティーノ)の人が多く流入してるから高齢者の割合は高くないやろ…なんて思う人もいるだろうけど…チリやフィリピンよりは高い値だろうよ。
そうすると人口数から考えても①はNZだろう。
USAでは人口1位はNY、2位LA、3位は…4か5(シかゴ)のくせに3位はシカゴ、4位はヒューストン。
そのNYは①ならおかしいよね。よって④。
NZの最大都市はオークランド(ほら、『お金は間に置きましょう』ってゴロあったろ)

次、②と③が途上国のフィリピンかチリ。
このあとは難しいだろうけど、どっちも途上国の割には都市人口率が高いので条件が同じと考えたら②より③の方が都市圏人口が多いので、人口が多いフィリピンというのは推測できるでしょ。
チリを含むラテンアメリカの国々は途上国でも都市人口率は高いし、アジアの途上国は低めなのにフィリピンは意外と高めな理由は、昔スペインが植民支配してて(その後USA→独立)ラテンアメリカに似てるんだよ。
だから条件が一緒なんて考えたのさ。