センター試験2017年追試から その3(観光について) | 予備校講師・みはらっち0-0^のオフィシャルなブログ

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この問題も難しく感じたんちゃう?これはなかなか出来ないかもね。まずよく読んでみて。{EA0F30E3-5C19-480A-B8FB-88B3C12C0A45}

まず①から見ていこうかな?
1990年時点で世界の7.6%を占めてて、2013年時点で減ってるものの4.7%も…5%も近くあるからフランスでしょ。コートダジュールやルシヨン・ラングドック地方など7月20℃のラインより南は観光客や観光収入も多いところでしょ。
次に簡単なのは④だよ。
今までの1990年の時点ではほとんどない0.1%なのに、0.9%と伸びてる…けどけど
1990年の値を100として3,156%と激アップでしょ。すごいよね。
なんでだと思う?そ、れ、は、?
1990年頃は世界がチェンジやろ。その時点では社会主義諸国は観光収入は多いとは考えられないやろーっ。2004年にEUが拡大EUとなり東ヨーロッパ諸国に拡大して、人、モノ、カネ、サービスが自由に移動できるようになったポーランドちゃうか?出題の意図はそこにあるだろうから、本来ならこのポーランドを問うべきでしょうね。
さ、難しい②と③を考えようか?
②は1990年の2.1%→2013年の1.2%と世界の中での割合が減ってる
③は逆に0.8%→4.3%と世界の中の割合はアップしてて2013年では①と同じぐらいでかいよ。
あと③は伸び率は2,329%だよ。
この③は中国でしょ。
たぶん、ヤツらは2008年の北京オリンピックを知ってるか?ってこと。あのイベントで随分と観光客も増えて来たんだよ。
中国は1980年頃大変身(一人っ子政策、生産責任制、経済特区、経済開放など)がありどんどんと伸びてるハズだよね。メキシコがこんなに伸びていく理由が見つからないでしょ。
よって残りが②のメキシコ。

でも、きっと受験生の中にはメキシコはNAFTAに加盟してる大きいんちゃう?って思ってる人がいるんでは?でも実はNAFTAが実動するのは1995年なんだ←覚えなくても良いけどね。でもコレって「自由貿易」協定のみのことで、商品や工業品の移動は自由だけど、人の移動は関係ないからね。

あとね。次のセンター試験で出れば西ヨーロッパではテロが多くなり伸び悩みってことも出るかもね。

あとは気になることなんでしょ。書いとくね。
観光収入では2015年データ
1 USA
2 中国
3 イギリス
4 スペイン
5 フランス

観光客では2015年データ
1 フランス
2 USA
3 スペイン
4 中国

顔晴れ受験生!
ではまた。ごきげんよう。