ああ言えばこう言う!
あなたの言葉って
稚拙
B級映画のせりふのよう
つぎに何を言うか
分かるわ
それに
講義とは
人々に学説や書物あるいは
物事の意味や内容を
口頭で説明すること
学問的な話をすること
わたしは
ただ文章にしただけ
だから
あなたに
講義なんかしてないわよ
それに
あなたは堕天使じゃなく
ただの天の邪鬼
天ぬきの
堕がもうひとつ付いた
堕堕っ子ね!
あなたは
わたしに
言ってはいけないことを言ったわ
わたしの詩を
バカみたい!!って
侮辱されるのは許せるわ
でも
傷つけることは許せない!
そもそも
あなたには侮辱の意味すら
知らないでしょう
あなどると言う意味もあるのよ
つまり軽視することよ
あなたは
わたしを軽く見ているわね
あなたは
わたしが創った
影のようなものよ
わたしの分身なのよ
わたしがいなければ
存在できないのよ
これが
人の脳の自由な可塑性なのよ
あなたは
わたし次第で
わたしの一存で
どうにでもできる存在なのよ
わたしの詩をバカにするのなら
あなたには
どれほどの詩が書けるのかしら?
やっぱりね
優しい顔して
優しい言葉をかけていたけど
あんたって
それって
自分のただのプライドの誇示
自分を良く見せたいだけじゃないのよ!
あたしだって
詩ぐらい書けるわよ
『真夏のソフトクリーム』
溶ける ぐちゃぐちゃ 溶ける
乱れ 崩れるように溶ける
ため息が漏れるように溶ける
芯まで溶ける
熱く感じるほどに溶ける
動けなくなるまで溶ける
柔らかい ぬめぬめ 柔らかい
包まれ 絡まり付くように柔らかい
波打つように柔らかい
奥まで柔らかい
切なくなるほどに柔らかい
そっとしておいても柔らかい
冬のソフトクリームが
夏のアスファルトの道に恋をした
通り雨のあと 月の光の波間に
甘い匂いだけが かすかに残った
月の光の底に沈む 真紅の薔薇の匂いだ
壁の隙間から 月の光に揺れながら流されてくる
壁の向こうには かぐわしき梵天の月。
分かったわ
あなたの詩って
あなたらしいデカダンスね
退廃的!!
あんたの詩はどうなのよ!
少女趣味よね
うんざり!