皆様こんにちは。腸美活通信 編集部 MOです。

 

最近やっと夜が涼しく寝やすくなった…と思いきや、なぜか夜中に何度も目が覚めてしまいよく眠れません。

 

どうやら、夜中から朝方にかけての冷えで子供が風邪をひくのでは…?と気になるらしく、夜中に何度も目覚めては、寝室を行き来してしまうのです。

我ながら自分でも神経質すぎると思うのですが、どんなに「今日は気にせず寝よう!」と思っても、目が覚めてしまいます。

 

息子もちょっと気になることがあると寝られなくなるタイプで、「明日は大事な試合!」という日に限って緊張で寝不足になります。こんなに神経質では、将来が思いやられますね…。

 

さて今日は「眠りの質」のお話です。

 

 

睡眠障害とは

睡眠障害とは、睡眠に何かしらの異常がある状態です。

 

睡眠障害を発症すると睡眠不足の状態になるため、日中に集中力の低下居眠りなどが生じ、業務に多大なる支障をきたすようになります。

 

さらにアトピー性皮膚炎や生活習慣病・うつ病など、身体疾患や精神疾患につながることもあります。

 

 

症状

睡眠障害の中にも、色々な症状があります。

 

不眠症 :うまく眠ることのできない状態が続く。

入眠困難:横になってからなかなか睡眠に入ることができない。

中途覚醒:入眠することができても、深夜に何度も目が覚める。

早朝覚醒:予定した起床時間よりも早く起きてしまい、再度寝付けない。

熟眠障害:熟眠感を持った質の高い睡眠を得ることができない。

過眠症 :日中、強い眠気におそわれる。

概日リズム睡眠障害:昼夜の体内リズムが狂い、生活リズムが崩れる。

 

 

原因と対策

 

 

睡眠障害にならないために

 

自律神経の切り替えがスムーズにいけば、より質の良い眠りにつながります。

1.部屋の照明を暗めにし、就寝前はTV・PC・スマホ等は控える
 液晶画面を見ていると、脳が緊張・興奮状態が続き、眠りが浅くなります。

 

2.睡眠の3時間前までに食事を済ませる
 食事直後は内臓が働いているため、熟睡しにくくなります。

 

3.温かい飲み物(白湯等)で水分をとる
 睡眠中の血流促進に効果があります。

 

4.軽いストレッチをする
 血流を改善して頭の温度を下げる効果もあります。

 しかしやりすぎは興奮を招き、逆効果なので注意。

 

就寝に向けての体温コントロールも、質の良い睡眠をつくるポイントです。

1.頭の温度を下げる 
 入眠前に頭を冷やすことによりメラトニンの分泌が促進され熟睡しやすくなります。

 

2.空調を利用する
 エアコンの設定温度が低すぎると、全身のだるさが残り、睡眠も浅くなるので注意。

 

    

体内時計には「メラトニン」と呼ばれるホルモンが深く関わっています。

メラトニンの分泌は主に光によって調節されています。

夜遅くまで活動し光を浴び続けたり、朝方に日の光を浴びないなどの状態が続くことで体内時計が乱れやすくなり、睡眠障害の発症につながります。

 

最後に

「どんなに寝ても、疲れがとれない…」と言った経験はありませんか?
それは睡眠の質の問題かもしれません。

十分な睡眠時間は確保できなくても、睡眠の質を改善することによって「質の良い睡眠」をとることは可能です。

 

もし今「よく眠れていない」という方がいらっしゃれば、まずは自分がどういった症状であるのかを確認してください。

睡眠障害にも様々なタイプがあるため、治療方法を選択する上で大変重要となってきます。

 

私たちは人生の約1/3は睡眠に費やしています。

質の良い睡眠は、朝気持ちよく起きられるだけでなく、心と体の健康に直結します。

今ここで、あらためて睡眠について考えてみませんか。

 

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