皆様こんにちは。腸美活通信 編集部 MOです。
我が家の息子（7歳）が少々肥満気味で悩んでおります。
炭水化物が大好きで、大人の量のカレーを食べた後、まだ足りないと言ってパンを食べたりしています。
やめなさいと言っても、癇癪を起こしてなかなか言うことを聞きません。
案の定、学校の発育測定でひっかかってしまい、小児科を受診したところ
「やや肥満」との判定をいただきました…。
「このまま太り続けていると、将来生活習慣病になりやすくなるので、もっと食事を管理してください。」と言われ、深く反省しております。
本人も、さすがに医師に言われたのが効いたのか、食べる量に少し変化が表れたようです。
子供の体調管理は親の役目ですよね。
反省の意を込めて…今日は「肥満」のお話です。
肥満と病気
「肥満」とは、身体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことを言います。
「肥満」そのものは病気ではありません。しかし、増えすぎた内臓脂肪からは悪玉の物質が分泌され、様々な病気が誘発されます。
肥満を軽く考えず、肥満にならないように日頃から心がけましょう。
＜肥満から起こりうる病気の一例＞
・糖尿病 ・脂質異常症 ・脂肪肝 ・高血圧 など
肥満の基準（BMI）
BMIとは、身長と体重から算出される肥満の度合いを判定する数値です。
＜BMIの計算式＞
BMI ＝ 体重[kg] ÷ (身長[m] × 身長[m])
肥満の基準（腹囲）
腹囲（おへそ周り）のサイズは、内臓脂肪が蓄積しているかどうかの目安です。
男性 85㎝以上
女性 90㎝以上
この場合、ＣＴ検査での内臓脂肪面積100㎠以上に相当し、メタボリックシンドロームによる動脈硬化が促進される可能性があると考えられます。
予防と改善
食事
・バランスの良い食事
・1日3食規則正しく
・「一汁三菜」を意識
・よく噛む
・腹八分目を心がける
・低カロリーで、かさが多い食材を選ぶ
運動
・生活の中で身体を動かす習慣を（階段を使う、1駅分歩く 等）
・有酸素運動（ジョギング、水泳、サイクリング 等）
・1日10分の筋トレ
減量プランの作成
減量には、具体的な数値目標を立てることも大事です。
減量プランを立て、「減量の目標」「目標達成までの期間」を決め、１日をあたりどのくらいエネルギーを減らす必要があるのか計算してみましょう。
１kgの脂肪は約7000kcal！
体重１kg（=腹囲１cm）減らす為には、今現在の生活習慣から7000kcal減らす必要があるのです。
では具体的な例で見ていきましょう。
100kcalの目安
食事
ご飯：茶碗半膳（60ｇ）
食パン：2/3枚（38ｇ）
バナナ：2/3本（116ｇ）
りんご：半分（185g）
焼鮭：1/2切（50ｇ）
唐揚げ：小2個（90ｇ）
カップ麺：1/3杯（20ｇ）
ポテトチップス：10枚（18ｇ）
マヨネーズ：大さじ1強（12ｇ）
運動
ウォーキング：約30分
ジョギング：約10分
自転車：約20分
水泳：約10分
掃除機等の家事：約40分
階段を上る：約10分
軽いヨガ：約1時間
※運動は、その方の体重や運動量の激しさにより異なります。
最後に
減量プランでご紹介した1日のカロリー消費は、食事と運動の両面から行うことが理想です。
また計画通り消費できなかった日があれば、その分はその週のうちに消費する事が望ましいです。
しかし早く痩せたいからといって、無理な計画を立てたり、過度なダイエットは健康を損なう恐れがあります。
減量は一時的なものでなく、その体型を維持することが重要です。無理なく続けられるよう、少しずつ生活の中に取り入れてみてください。
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