皆様こんにちは。腸美活通信 編集部 MOです。 

 

10月も半ばを過ぎ、だんだんと冬の訪れが感じられるようになりました。

 

この季節、毎年悩まされるのが「肌の乾燥」、そして「肩こり」です。

無意識のうちに体が縮こまるせいか、毎年この時季になると突然肩こりと背中の痛みに襲われてしまうのです。

 

そこで最近、友人に勧められ「筋膜ローラー」というものを買いました。

痛くなった時はそれを使ってストレッチをすると、格段に体の調子が良くなります。

そのたびに「やっぱりストレッチって大事だなぁ。」としみじみ思うのです。

 

今日は、肩こりの原因や解消法をご紹介します。

 

 

肩こりは現代病

本来、動物は四つ足で歩行していました。
しかし人類は進化の過程で二足歩行となり、両手が使えるようになった代わりに、重い頭を首で支えなければならなくなりました。

 

また近年、パソコンの普及に伴い、長時間同じ姿勢で作業をする時間が格段に増えました。
合わせてスマホの普及も、肩こりの悪化に拍車をかけています。

 

 

肩こりのメカニズム

 

肩だけでない「こり」

「肩こり」といっても、実際には肩だけでなく、首から背中かけてこりや痛みが起こります。
 

肩の筋肉は周辺の筋肉とつながっている上、僧帽筋(※)は範囲の広い筋肉であるため、血行が悪くなり筋肉が固くなると、広範囲に影響を与えるのです。

 

※僧帽筋…首から肩、背中にかけて広がる大きな筋肉。

 

 

肩こりの原因

・長時間同じ姿勢でのデスクワーク

・長時間のスマホ操作

・猫背などの悪い姿勢

・緊張やストレス

・運動不足(体感が弱い、筋肉量不足)

・体の冷え(エアコン、季節的な寒さ)

・食いしばり、歯ぎしり

 

 

肩こりを軽減させるには

肩甲骨を動かす

肩甲骨を動かすと、そのまわりに付いている筋肉が動き、肩回りの血行が良くなります。少なくとも1時間に1度は動かしましょう。

 

Step1. 肩甲骨を広げる ※猫背にならないよう注意

Step2. 軽く肩甲骨を閉じる
     ※無理に肩甲骨を寄せることは背中全体が緊張するため逆効果

Step3. 指先を肩に付け、ひじで円を描くように回す

 

姿勢を正して座る

悪い姿勢は、肩こりを招くだけでなく、呼吸も浅くなり体に十分な酸素が行き渡らず、作業効率ダウンにつながります。

 

無理に姿勢を正して、苦しい姿勢を保とうとするのではなく、椅子の高さや座る浅さを変えてみたり、モニターの角度を調節し、頭の角度を変えるなどして、楽に正しい姿勢を保てる位置を見つけてください。

 

 

肩こりに潜む病気

「たかが肩こり」とそのまま放置しておくと、悪化して頭痛や吐き気等をもよおすことがあります。
また、筋肉疲労だと思っていたら、実は内臓疾患のサインだったということもあります。

 

首・背中・腰に激痛が走る、同じ部位が3か月以上痛いといった場合は、早めに専門医に相談しましょう。

 

 

最後に

デスクワークをしていれば、
肩こりになっても仕方ないと
あきらめていませんか?

 

ほんの少しの心がけで、肩こりは格段に軽減させることができます。

 

本日ご紹介したストレッチ以外にも、体を温める、漢方を飲むといった方法もあります。ご自身に合った改善方法で肩こりとは無縁なめぐりの良い体作りを心がけましょう。

 

===============================================

 

もちづき内科クリニックでは、女性医師ならではの決め細やかな診察を心掛けており、患者様ひとりひとりにあった治療や、お薬の種類・組み合わせ・量を見つけ、ご提案いたします。

 

もちづき内科クリニック

東京都品川区戸越4-8-12

TEL:03-6426-2711

※土日も診療

 

《最寄り駅》

東急大井町線「戸越公園」駅からから徒歩約3分

都営浅草線「戸越」駅から徒歩約9分

東急池上線「荏原中延駅」から徒歩約12分