皆様こんにちは。腸美活通信 編集部MOです。

 

前回は、「五月病」についてお話しましたが、新型コロナウイルスの流行で、これまでと違った業務形態をとることが多くなり、新入社員のみならず、働き手全員が戸惑いやストレスを感じています。

 

日々の変化に置いて行かれまいとするあまり、無理をして、自分でも気づかないうちに多大なストレスを抱えてしまうことがあります。

心を壊してしまう前に、自分自身の異変に早めに気づき、対処することが大切です。

 

今日はその対処法である「メンタルヘルスケア」の、「セルフケア」のお話です。

 

 

セルフケアとは?

セルフケアとは、社員一人一人が主体的にストレスやメンタルヘルスに対する正しい知識を身につけ、自分のストレスに気づいて対処することです。

 

企業としては、社員が自身のメンタルの状況について把握できるような機会や、セルフケアを効率的に行えるような知識の提供、メンタル不調について相談できる体制づくりが重要になります。

 

 

いつもと違う自分に気づく

 

 

これらの変化が見られた場合は要注意です。

 

 

ストレスとは何か

 

ストレス要因(ストレッサー)

↓  ストレスを生じさせる外界からの刺激。

↓  仕事、職業生活、家庭、地域等に存在している。

ストレス反応

↓  身体面、心理面、行動面に生じるいろいろな反応。

↓  ストレス反応が出ても、その要因にはなかなか気づけないことが多い。

ストレス耐性
    ゆがんだ心がボールのように元の状態に戻ろうとする力。

 

 

ストレスと付き合う方法

  • 自分に合ったリラクゼーション法を身につける
    呼吸法、ヨガなど
  • ストレッチ
    筋肉をゆっくり伸ばすストレッチは、筋肉の緊張をゆるめ、血行を促し心身のリラックスに効果的です。
  • 適度な運動
    手軽にできて好きな運動を楽しい環境で行いましょう。
  • 快適な睡眠
    快適な睡眠とは起きた時に気持ちがいい睡眠、日中に眠くならない睡眠のことです。
  • 親しい人たちとの交流
    知人友人と話すことで不安やイライラした気持ちが整理されることがあります。
  • 笑う
    笑いによって自律神経のバランスを整えたり免疫力を正常化させたりする効果もあります。
  • 仕事から離れた趣味を持つ

 

職場のメンタルヘルスが必要な訳

 

 

誰かが休業することで、周囲の人の負担が増加したり、そのことがまた新たなメンタルヘルス不調を生むという悪循環になりかねないからです。

 

 

メンタルヘルス不調とは

厚生労働省の指針によると、「精神および行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など労働者の心身の健康、社会生活および生活の質に影響を与える可能性のある精神的及び行動上の問題を幅広く含むもの」をいいます。

 

メンタルヘルス不調は、ストレス過多の状況下においては誰にでも起こりうるもので、心の強い、弱いは関係ありません。

 

 

メンタルヘルス不調への気づきと対応  

 

<予防のポイント3つ> 

 

① ストレスへの気づきをよくすること
自らのストレス状態を客観的に見ることを習慣化してみましょう。

 

② メンタルヘルスへの理解を進めること
メンタルヘルス不調を理解するために、小冊子やオンライン記事などでメンタルヘルスへの知識を高めましょう。

 

③ 相談する事
話を聞いてくれる人を持ちましょう。相談窓口もたくさんあります。

 

 

心身の不調に気づいたら

 

もしかしたら、メンタルヘルス不調に陥っているかもしれません。事業場内の専門家(産業医、保健師など)に相談してみましょう。

事業場に専門家がいない場合には、外部の相談窓口や専門医(精神科・心療内科)に相談してみましょう。

 

 

相談窓口

こころの耳 働く人のメンタルヘルスポータルサイトには、各種相談窓口が紹介されています。

https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/

  • 働く人の「こころの耳 メール相談」
  • 働く人の「こころの耳 電話相談」
  • 働く人の「こころの耳 SNS相談」

 

 

出典:厚生労働省 「e-ラーニングで学ぶ 15分でわかるセルフケア」

https://kokoro.mhlw.go.jp/selfcare/data/e-learning.pdf

※この資料は上記の記事を加工して作成しております。

 

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