皆様こんにちは。腸美活通信編集部 スタッフMOです。
前回の記事で、「めまいが起きるようになって困っている」という話を書きました。
このめまい、発症してからもうかれこれ1~2年経つのですが、初めて症状に気づいたのは、机で書き物をしていた時でした。
「あれ?なんか焦点が合わないな…。老眼かな…。」
その後、ベッドに横になると、視野がグルグルと回転している(?)ように見えました。
その時は気にせず眠りについたのですが…、
翌朝、猛烈な吐き気と、支えがないと歩けないほどのめまいに襲われました。
(後から聞いたのですが、主人もその様子を見て「これ…死ぬんじゃないか」と思ったらしいです。笑)
一人で歩けないので、支えてもらいながら近所の内科を受診したところ、「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。
めまいと言われると、素人はつい「メニエール病」を疑ってしまうのですが、この「良性発作性頭位めまい症」も、中年女性には意外とメジャーな疾患なのだそうです。
耳の中に貼り付いている耳石(カルシウムの結晶)が剥がれ落ち、それが半規管に入り込み動くことで、刺激されて症状が起きるとのこと。
「めまい体操」というものを行い、治療というよりは「改善」を目指すのだそうです。
その後も、このめまい症は定期的に発症しました。
その都度不調が2~3日続き、その間ほぼ寝たきりになるため日常生活がままならず、どうしたものかと悩んでいました。
しかし何度か発症していくうちに、私の場合、寝不足気味の時にいつも症状が出ることに気がついたのです。
それ以来、これまで集中したい作業は夜に行うことが多かった(なぜか夜のほうが集中できるのです。)のですが、昼間にやるようにして、夜は子供と同じ時間にベッドに入るようにしました。
そのおかげか、最近は軽いめまいは起きるものの、寝たきりになるほど悪化することはなくなりました。
40代になってから(ちなみにもうすぐ50なのですが)、これまであまり気にならなかった
体の不調にみまわれることが多くなりました。
また、「ついこの間までできたのに、突然できなくなった。」ということも増えました。
めまい症を起こして間もない頃、それが寝不足によるものと気づいた後も
「今まで通り、夜に活動したい!」
という葛藤がありました。
そして懲りずに寝不足→めまいを繰り返しては、家族や周りの方に迷惑をかけていた時期もありました。
しかし、吐き気がするほどの体調不良に見舞われながら
「もうこの体は、自分の意思だけではどうにもできなくなった」
と思い知らされた時、だんだんと私の中で意識が変わってきました。
『老いに抗うことはできない。年齢を重ねていけば、体にそれ相当の不具合も出てくる。この体に合わせた生活をしていかなくちゃいけない。』
めまいを起こすなら寝不足はしない
目が見えないなら、躊躇せず老眼鏡をかける。(笑)
体調がすぐれない日は、夕飯を惣菜で済ます。(言い訳?)
気になる症状が出たら、放っておかずにすぐ病院を受診する。
そんなふうに少しずつ歳を重ねる自分の体と向き合いながら、これからも無理せず、毎日を健やかに過ごしていければと思っています。
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めまいをひき起こす原因は様々です。大きな疾患が潜んでいる場合もありますので、自己判断は大変危険です。早めの受診をおすすめします。
女性医師ならではの決め細やかな診察を心掛けており、患者様一人ひとりにあった治療や、お薬の種類・組み合わせ・量を見つけ、ご提案いたします。
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