皆様こんにちは。もちづき内科クリニック〈腸美活通信〉編集部モチヅキマヨです。

九月に入りましたが、まだまだ蒸し暑い日々が続いていますね。体力や食欲の低下を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回は、夏バテを乗り切るお弁当を季節の食材を取り入れて作ってみました。(先月、投稿する予定でしたが、ちょっとタイミングがずれてしまいました、、、)

 

 

鰤の照り焼き

アスパラガス(おひたし)

なすの煮浸し

厚焼き玉子

人参サラダ(キャロットラペ)

 

 

 

 

 

 

疲労回復、スタミナ増強に役立つ成分「アスパラギン酸」が多く含まれているグリーンアスパラガスをおひたしに。

アスパラガスは、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンCを含む緑黄色野菜です。その他高血圧予防に役立つ、カリウムなども含まれています。

 

なすの煮浸し。

なすの皮に含まれるポリフェノールの一種でもある「ナスニン」は、強い抗酸化作用があり、活性酸素の影響を防ぎ、生活習慣病の予防に役立つ成分です。

 

 

 

 

アスパラガスの穂先の部分には、ルチンが豊富に含まれています。

ルチンは、血管を丈夫にしたり、血圧上昇を抑える効果があります。

 

 

人参は、βカロテン、ビタミンB2,ビタミンC、カルシウム、ビタミンEなどの栄養を含みます。βカロテンは油に溶けて吸収されるため、オリーブオイルとレモンを加えてサラダにしました。

 

焼き物は、ぶりの照り焼き。

ぶりは、体内では合成できない必須脂肪酸とも呼ばれる多価不飽和脂肪酸(オメガ6系脂肪酸、オメガ3系脂肪酸などに分けられます。)であるオメガ3系脂肪酸分類のDHA(ドコ サへキサエン酸)とEPA(エイコサぺンタエン酸)が多く含まれています。

(補足:オメガ6系脂肪酸、オメガ3系脂肪酸は、バランスよく摂取することが理想的と言われています。)

 

これらは、脳を活性化させ、記憶力の向上などの他、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やす働きがあります。生活習慣病(糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など)の予防に効果が期待されています。

 

また、水溶性のビタミンB1とB2もたくさん含む食材です。ビタミンB1には乳酸を分解しエネルギーに代謝するのを助ける働きもあるとされ、疲労回復に役立つ働きがあります。B2には脂質の代謝を助ける働きや動脈硬化の原因ともなる過酸化物質を抑える働きもあるとされています。

 

 

 

 

 

 

 

抗酸化作用のある夏野菜や疲労回復に役立つビタミンB1を含むぶりなど、色々な食材を日常の食生活に取り入れて夏バテを解消しましょう。

 

 

もづき内科クリニックでは、消化器内科が専門の女性医師が、女性特有の更年期症状のご相談や便秘外来にて、便秘の診察、検査、予防、改善の指導を行っています。症状でお悩みの場合は、ご相談ください。

 

 

 

 

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