皆様こんにちは。もちづき内科クリニック〈腸美活通信〉編集部です。
夏も終わりに近づいていますが、まだ暑い日が続きますね。
皆様、体調など崩してはいらっしゃいませんでしょうか。
こう暑いと、どんなに気を付けていてもなってしまう可能性があるのが熱中症です。
この時期、怖い話もたくさん聞きますね。
しかし、適切な対処を取ることができれば、重症なケースを除き、自宅で処置が可能だと言われています。
(むしろ、軽度であれば医療機関に行っても自宅とできることは変わらないと言われています)
今回はいざ自分や周りの人が熱中症になってしまったとき、できる対処を確認していこうと思います。
熱中症には様々な症状があります。
めまい・ふらつきから始まり、頭痛、吐き気、酷くなってしまうと意識障害や痙攣を引き起こすことがあります。
自分で異変を感じ、熱中症の疑いをもった時にはできるだけ涼しい場所へ移動し、水分補給をしてください。
体温が高いようであれば、氷のうや濡れタオルなどを首やわきの下、太腿の付け根に当てて冷やすことで、効率的に体内の温度を下げることができます。
重症な場合はまず、意識があるかどうか、自分で水分補給ができるかどうかを確認することが必要不可欠です。
意識があり、自分で水分補給をできる場合、塩分を含んだ冷たいスポーツドリンクや経口保水液で水分補給をするのが好ましいです。
熱中症の際に水分補給をさせるのは大切ですが、自分で水分補給ができない場合には無理に飲ませると水分が誤って気管に入り、呼吸を妨げるおそれがあるため危険です。
自分で水分補給ができない場合は点滴などの処置が必要となりますので、速やかに医療機関に行きましょう。
医療機関を受診する際でも、受診するまでの処置は非常に大切です。
涼しい場所へ移動し氷のうや濡れタオルなどで首やわきの下、太腿の付け根を冷やし、できるだけ体温を下げます。
・意識がない
・水分補給ができない
・冷やしたり水分補給をさせても症状が全く改善しない
のどれか一つでも当てはまったり、何かおかしいと感じたら、無理をせず、すみやかに医療機関を受診してください。
意識障害や嘔吐など熱射病の症状がみられる場合は、落ち着いたと思っても急に容体が急変する恐れもありますので、医療機関を受診しましょう。
引用：熱中症予防情報サイト
いかがでしたでしょうか。
十分気を付けているつもりでも、暑い日が続くとなってしまう恐れがある熱中症。
とても怖いですが、適切に対処することができれば大丈夫です。
いざというときに慌てないためにも、きちんとした対処の方法と知識を身に着けておきたいですね。
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