今月の腸美活食材 ~ふきのとう~
皆様こんにちは。もちづき内科クリニック〈腸美活通信〉編集部です。
<苦さがうまみ>
ふきのとうの特徴である苦味は、ケンフェロールと植物アルカノイドによるものです。ケンフェロールは免疫力をアップし、植物アルカノイドは腎臓のろ過機能を高め、カラダに蓄積された有害な物質を排出してくれます。またフキノール酸というポリフェノールの一種も含まれており、咳止め・花粉症予防・抗酸化作用など、様々な効果が期待できます。
これまで紹介したものはふきのとう特有の成分ですが、この他にビタミンB群、E、カリウム、食物繊維なども含まれます。中でも特に食物繊維が豊富で、その量は食物繊維の代表であるゴボウより多いと言われています。しかし食べ過ぎてしまうと植物アルカノイドの影響で下痢を引き起こす場合がありますのでご注意ください。
季節の野菜は程良くおいしくいただきたいですね。
〈腸美活通信〉レシピ担当 森です。
今月はふきのとう使った腸美活レシピをご紹介いたします。
1人前 160kcal 食物繊維 6g
材料
ふきのとう 1パック(6~8個)
ごま油 大さじ1
信州みそ 大さじ1.5
砂糖 大さじ1
お酒 大さじ1
こんにやく 1枚(300g)
①ふきのとうを葉付のまま流水で洗い、30分程水に浸し粗みじん切にする
②ふきのとうをごま油で炒めお酒、砂糖をまぜ、最後にみそをまぜて水分をとばす
③こんにやくを軽く塩もみし両面に切り込みを入れ6等分にし、熱湯で3分程ゆでる
④こんにゃくにふきみそをぬりできあがり
※ふきみそは冷蔵で2週間程保存可能です。おにぎりや豆腐、バケットにつけても美味しくいただけます。
春の香りとほろ苦みをお楽しみ下さい。
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