明けましておめでとうございます。今年も、もちづき内科クリニック〈腸美活通信〉をよろしくお願い申し上げます。

 

〈美腸活通信〉編集部モチヅキマヨです。

 

寒さが身にしみる日が続きますね。そんな時期は、体を温める食事を摂りたくなります。

 

温まって、腸内環境にも良い食材で、簡単にできるものと思い、水溶性、不溶性食物繊維を含む食材(水溶性:里芋、大根、人参)、(不溶性:ごぼう、しめじ)、発酵食品であり、米麹と大豆の割合が高く、塩分濃度が低い白味噌、タンパク質や疲労回復にかかせないビタミンB1をはじめとするビタミンB群が豊富な豚肉を使って白味噌仕立ての豚汁を作りました。

 

 

 

 

豚肉は、レシピ担当森さんお手製の甘塩麹で下味をつけ旨味を出しました。

 

 

 

水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維です。腸内環境を整え、コレステロール値、食後血糖値の上昇を抑えます。

また、便の水分量を増し、軟便を促します。

 

(今回の食材で、水溶性食物繊維を含む野菜は、里芋、大根、人参です)

 

今回は、主成分のオレイン酸が悪玉コレステロールを減らす効果があり、腸を動かす効果があるオリーブオイルで野菜を炒めました。

 

 

 

 

不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。水分を吸収して便のかさを増やし、腸壁を刺激し腸のぜんどう運動を高めます。

(今回の食材で、不溶性食物繊維を含む野菜は、ごぼう(ごぼうは、水溶性、不溶性の働きがあります)、しめじです)

 

便をしっかりだすために水溶性、不溶性食物繊維をバランスよく取り入れたい。

 

たっぷりのお出汁で煮立てます。

 

 

 

白味噌には、麹がたっぷり含まれており、脂質、炭水化物、タンパク質、ビタミンB6、B12、C、D、鉄、カルシウム、マグネシウムのほかアミノ酸(GABA)、乳酸菌などの栄養素が豊富です。

 

アミノ酸(GABA)には、脳の興奮を抑える神経伝達物質の働きがあるのでストレス軽減、リラックス効果があると言われています。

 

ほんのり甘みのある白味噌に食物繊維豊富な野菜たっぷりの腸美活な豚汁で胃腸が温まりました。

 

 

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