皆様こんにちは。 もちづき内科クリニック〈腸美活通信〉編集部レシピ担当の森です

 

私の出身地、長野県(東信地方)の「みどり大根」と「ねずみ大根」をご紹介いたします。

 

上 みどり大根 

下 ねずみ大根

 

「みどり大根」

地元上田市では「青大根」と呼ばれることが多く、最近TVなどで紹介されるようになり「上田みどり大根」として流通しているようです。

特徴は水分は少なめですがおろしにすると濃い辛味、時間が経つと甘味に変わります。

 

「ねずみ大根」

俳人 松尾芭蕉が更科紀行のなかで「身にしみて 大根辛し 秋の風」と詠んだとされているように辛味の強い大根で、上田市の隣りの坂城町で栽培されています。

 

辛味が強く、蕎麦の薬味や、「おしぼりうどん」の汁、(大根おろしの汁に味噌を溶いてつけ汁(これをおしぼりと言うらしい))にします。最近は県内の観光地でも長野県名物として良く見かけるようになりました。

 

子供の頃、喉が痛かったり、風邪っぽいと大根おろしの汁とはちみつを溶いた汁を母が作ってくれました。決して美味しい汁ではなかったのですが「薬だと思って飲みなさい!」と叱られたことを思い出します。

 

大人になってからは、飲みすぎや便秘の時にだいこんおろしを食べると胃腸がすっきりすると言われ、この時期になると段ボール一杯送ってくれました。下記の大根の効果を考えると、とても利に適っていたわけですね。

 

大根おろしの「イソチオシアネート」という辛味成分には消化酵素のジアスターゼが多く含まれており、胃腸の働きをサポートしてくれます。又殺菌作用、解毒作用、抗炎症作用があり、免疫力を高めるビタミンC、ウィルス感染予防、眼精疲労の回復、肌の新陳代謝を高める、血流をUPするなどの効果があるようです。熱を加えずに生で、又食べる前におろすことが良いようです。

 

「めかぶおろし」

 

       市販のめかぶ1パックと大根おろしを一緒に器に盛るだけです

 

    

 

 

いつもの食事に腸美活のプラス一品としてお試し下さい!

もちづき内科クリニック〈腸美活通信〉編集部 レシピ担当の森史恵でした

 

 

 

 

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