人智学の創始者、ルドルフシュタイナーや
薔薇十字団については、
うっすら知っていながら、あまり自身で追求してこなかった。。
ようやく時期が来たようなので、
薔薇という植物の古代の考え方として知っておくのもよいでしょう。。
十字というとキリストが張り付けにされた十字架=キリスト教と混同しがちだが、
薔薇十字は、キリスト教が発祥する1300年以上前、
古代エジプトのイクナオン王のものが遺跡から見つかっている。。
人智学創始者のシュタイナーは、
薔薇十字を、
薔薇は魂、
十字架は肉体を示し、
薔薇十字団から伝えられる叡智が、
十字架から薔薇を解き放って自由にするためのものだそう。
自由になった薔薇は、
高次の世界へと上昇できるという教えだそうだ。。
薔薇十字団員のロバート・フラッドは、
薔薇を純潔と禁欲、
十字を救世主の叡智とし、
その結合が、錬金術的な宇宙創造を象徴しているそうだ。。
そして、薔薇十字の教祖、クリスチャン・ローゼンクロイツが
アラビアの賢者たちから授かった秘境的知識「Mの書」、
そして彼の目指した崇高な目的に
当時の知識人たちは驚愕し魅了された。
そして、誰もが薔薇十字団に興味を持ち、入団希望したそうだ。。
クリスチャン・ローゼンクロイツは1378年にドイツに生まれ、
106歳になる1484年までの長生きだった。。
120年後に生き返るだろうと自ら予言して亡くなり、
弟子たちも亡くなり、偶然、彼の墓が見つかった
120年後の1604年に
全く腐敗もなく、
窓もない暗がりに天井で輝く人工的な光が彼を照らし、
現代の蓄音機やテープレコーダーのようなものや、
製法もわからない秘薬などなど
ミステリーに満ちたものたちと共に見つかったと言われている。。
彼の凄いところは、
助けを求めてくる病人に一切無料で治療をし、
病人たちは奇跡的なスピードで治癒したことと、
弟子が7人とローゼンクロイツの8人の少人数で奉仕活動する
薔薇十字団が始まったことだ。。