こんにちは
今日も二度目のUP です
現代のアロマテラピーで使用している精油や
ローズウォーターを含む芳香蒸留水は、
植物の蒸留（ハイドロや水蒸気）で抽出されている。
蒸留技術の歴史はとても長く、
錬金術の歴史と密接に結びつき、
この両方が大きく発展したのが、
中世イスラム世界と言われている。
イスラム世界の錬金術を中心とする化学的な知識は、
ギリシャ・エジプト期の大都市アレクサンドリアで開花した遺産。
アレクサンドリアで行われた冶金術的な方向性と、
エリクシルという不老不死の探求という医学と薬学的な方向は
関係性があり、
蒸留技術は、それを同時に支える大事なテクニックと言われている。
多くの文明圏と接していたイスラム世界は、
それまでのどの古代文明よりも多種多様な植物を薬物として利用し、
蒸留水やローズウォーターや酢、
精油や香水は、
イスラム世界に於いて製造法が洗練され、
真の産業となっていった。。
これよりずっと以前の蒸留術は、
主に錬金術師によって行われ、
主要目的は蒸留水の製造であった。
精油はごく少量しか取れないため、
ほとんど無視されていたと言われる。
現代とはま逆な時代だったのですねぇ～
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