太宰治が、最近すごく気になるから、思い切って本を買ってみました。まだ読んでないけど。

なんで、最近気になったのかというと、重松清の本の中に、「桜桃忌の恋人」と、「桜桃忌の恋人92’」という、物語があるんです。両方とも好きなんですけど、私はどちらかというと「桜桃忌の恋人」の方が好きなんです。話の内容は、両方とも太宰治についてなんですが、「桜桃忌の恋人」の方は、大学で知り合った女友達は太宰治のことがすごい好きで、主人公を太宰治に見立てて、女の子一人が自殺を図ろうとするんです。睡眠薬を飲んで、川に行くんです。主人公は、停めようかどうしようか葛藤をして、最後に太宰治は、実は行きたくて行きたくてしょうがなかったんじゃないか?ということに気づいて、女の子を助けに走っていくところで、物語が終わるんです。短編集なので、かなり内容は短いです。

でも、話の流れがすごい好きで、重松清の本は五冊以上読んでいるけど、私はこの話がすごい好きです。「桜桃忌の恋人」は「日曜日の夕刊」という本に入っています。是非おすすめです!