スペアのミッションを開けてみました。
若い頃は外注してましたが、自分ですることにしました。
今回は、続けて2基目だったのでサクッと分解出来ました。
1基目は壊れたミッションだったので、基本的に、フロントとセンターの機械式LSDをスペアのミッションに移植して載せかえる予定で作業を進めました。
まずはケースを外します。

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インプット&カウンターシャフトとセンターデフのビスカスが出てきます。
ビスカスはワッシャーを外せば抜けます。少々手強いのが、両シャフトの36ミリのナットです。エアーインパクトがあればサクッと緩みそうですが手作業です。ギアが動かないようにするSSTがないので、5と他のギアをシフトさせてから緩めました。

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このナットが緩めば、ギアを抜いていけば2段目のケースがとれ、センターデフ本体が見えてきます。

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左側のセンターデフは引き上げれば取れますので、その後に3段目のケースを取ります。

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するとフロントアウトプットシャフトとフロントデフが出てきます。
フロントはオープンデフと聞いていたのですが、ラリーアートの機械式だったのでちょっぴりラッキーでした。

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1~5ギア関係は今回はO/ H無しでそれぞれ程度の良いを使おうと思います。
センターLSDはイニシャルを落とすつもりでばらしてみようと思います。
フロントLSDはリングギアをそのまま壊れたミッションで使ってたクスコのMZにつけ直して使うつもりでしたが、ケースの左側シャフトの入る部分がほんの少しですが曲がってる感じなのでラリーアートの方のプレートを交換してイニシャルを上げてみようと思います。

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LSDを組み直してシール関係がそろったら組み直そうかなと…
この W5M33型のミッションの各部のシム調整は単純な方法みたいだけど、今後レポートしたいと思います。