可愛い隣人2 | あやっちのブログ(AKB48&欅坂・櫻坂46&乃木坂46妄想小説)

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夢小説書いてます‼︎
投稿は不定期なので気長に待って頂けたらと思います^ ^




母『挨拶回りしたの?』


賀喜「ちゃんとしたよ!」


次の日、突然母から連絡が来た。


賀喜「でも結局誰も出なかったよ?今どき挨拶回りするしとなんて…」


母『つべこべ言わないの!お隣さんとは仲良くすることいいね!!』



賀喜「うぐっ…わ、わかったよ!」


そう言って母との連絡を切った。


賀喜「仲良くって…」


ため息を吐く賀喜

それもそのはず、、

挨拶をしただけなのに昨日は何故かいきなりドアを閉められた。。


私の態度が酷かったのか…


それとも格好がおかしかったのか…



賀喜「い、いやいや!!隣の人の方がラフな格好だったし!それに普通に挨拶したし!!」


原因はわからないにせよ仲良くなるのは難しいだろう。



賀喜「ってやばっ‼︎遅刻する!」


急いで学校に行く支度をする賀喜


賀喜「えーと!!忘れ物は…ないね!よしっ‼︎」


賀喜は玄関の扉を開ける


ガチャ…!!



急いでアパートを出るが、出る途中に気になる女性を見つけた



その女性はマスクと帽子、メガネをかけているため顔はよく見えないが遠くからでもわかる


モデルさんのようなスタイルで明らかに芸能人の人だと思った。



賀喜「うわぁ〜誰だろう!」


その女性はアパートを出て外で待っていたワゴンに乗り込む



賀喜「やっぱり芸能人だ!!」



目を輝かせる賀喜


ワゴンに乗った少女は一瞬だけ賀喜と目が合った




?「ッ⁉︎」


少女はすぐに目を逸らし顔を隠した。




賀喜「あっ…行っちゃった…」



そのままワゴンはどこかへと向かってしまった。



賀喜「ここのアパートから出たってことは…やっぱり!!」



芸能人が住んでるんだ!!



賀喜は嬉しくなり学校のことなんか忘れていた



賀喜「って…こんなことしてる場合じゃないんだった!!!」


賀喜はすぐに我に返り学校に急いで向かうのだった。



キンコーカンコー




賀喜「ふぅ…」


(遥香またねー!)


賀喜「うん!またねー!」



あれから数ヶ月が経った。


テスト期間で忙しく毎日のように遅くまで勉強をしていたがそれも今日でお終いだ。



賀喜「あっ、そういえばあれからあの人見かけてないかも」


『あの人』とはおそらく芸能人であろう人の事だ



賀喜「それに隣の人も全く会わないし」



家に帰ってからも家にいないんじゃないのかってくらい静かだ。



賀喜「まっ‼︎そんなことより今日は乃木坂46の歌番組とバライティーがあるから録画しないと!」



もちろん、リアルタイムで見るのだが見返すためにいつも録画は欠かさない。



ーテレビー



司会者「さぁ‼︎今日は今人気のアイドル!乃木坂46の皆さんにお越し頂きました!!」



賀喜「キャー!!」



ペンライト片手に1人盛り上がる賀喜



乃木坂46『それでは聞いて下さい。夜明けまで強がらなくてもいい。』



賀喜「キャー!!サイコー!!」




遠藤さくらちゃんがセンターを務める楽曲はクールで力強くも可憐な踊りを見せてくれる。



賀喜は曲が終わるまで正座になって聞き入っていた



歌番組が終わるとそのままバライティー番組が流れた。



今回のバライティーは遠藤さくらちゃんをターゲットに楽屋での裏側を密着したものになっていた




賀喜「あっ‼︎遠藤さくらちゃんだ!」



賀喜は楽しそうにテレビにかじりつく



司会者「休日は何されてるんですか?」


遠藤「休日ですか?うーん…ちょっと遠出して買い物したり、たまに実家に帰ったりしてますね笑」


司会者「そうなんですね!確か実家は愛知県ですよね?」

遠藤「はい。実家に帰ったらお父さんのお蕎麦を食べに行ったりしてます笑」


司会者「そうでしたか!」



賀喜「かわいいなぁ〜」


ふと、微笑む顔も仕草も可愛すぎて終始ニヤつく賀喜




司会者「では、今度は遠藤さくらさんの仕事場での裏側を密着したいと思います!」


アイドルや女優、CM撮影時の裏側のVTRが流れ始めた


遠藤は裏も表も変わらず笑顔で完璧で誰もが憧れる女性だった。




賀喜「凄いなぁ…」


私も見習わないと…



あっという間にVTRが終わり次回の予告が流れた




賀喜「あー、、もう終わりかぁ…」



楽しい時間も終わってしまった…



賀喜「まっ、明日から連休だし!久しぶりに握手会に行ける!!」


今度は誰の所に行こうかな〜

あーでも、もう一回遠藤さくらちゃんでもいいなぁ〜


賀喜「まぁ〜お菓子でも食べながら考え…あっ、、もうないんだった…」


賀喜は仕方なく近くのコンビニに行くことにした



ギィーガチャ!!



鍵を閉めコンビニに向かおうとした時、丁度隣人の人も出て来た。



賀喜「ん?あ…」


?「ッ…⁉︎」


少女は前回と同様、上下スウェット姿でメガネとマスクをしていおり、髪も長くボサボサでほとんど顔が見えない。





賀喜を見て焦ったのか急いで部屋に入ろうとした。



賀喜「ま、待って!!」



ガシッ!!


?「なっ⁉︎…」



賀喜はドアを掴み少女を止めた。




賀喜「あの!!…」


?「(ヤバい…絶対バレてる…もう私の人生おしまいだ…)」



賀喜に捕まり焦る少女の正体は…



遠藤「(私の…遠藤さくらとしてのアイドル人生は…おわりだ…)」




そう、、、





私は乃木坂46の『遠藤さくら』だ。