愛し愛され~

元気一杯 アシュラです~。

アニムス・アニマの話を前回の記事でお話しましたが読んでいただけましたか?


まだ読んでらっしゃらない方はコチラー


http://ameblo.jp/m-ashura/entry-12105631439.html


このanimus / anima に代わってローマ帝政期にはフランス語の流入もあってspiritus という新しい言葉ができました!


言葉って、焼き鳥のタレみたいに継ぎ足し継ぎ足しでできるのでややこしいー キャァー。だって人間だもん! 


こうしてスピリットの語源であり(フランス語ではエスプリ)、世に言うスピリチュアルの語源が生まれてくるんですよねー。


このスピという部分は、これまた息という意味なんです~。キャァ~ スピリチュアルやってる人、知ってましたか??!!!


自分が関わっている分野の言葉って深く知ってなきゃ恥ずかしいですよ~。


ずっと呼吸関係を追いかけてるんですが、


息って言う意味を持つ言葉だけで、どんだけ単語が生まれるねん!って感じですよね~。どんだけ~。


英語のspeakの部分がスピリチュアル同様なぜかsp-で始まってるし、またドイツ語のsprechen (シュプレッヘン)の部分もそうなのですが、話すという行為は息を吐き出す=はじき出す行為なのですから、スピリチュアル(息)と同じ意味なのですよね。


スピリチュアルの語源になるspiritusは息から拡大して精霊という意味になり、これがまた、キリスト教の父と子と精霊という三位一体を支えるんだよなぁー。


精霊が父(キリスト)と子(我々)の間のつがいとなって入り込み、信仰を結ぶんだもんな。息ってのは、人の中に入り込み、精神をも耕すのさ。


sp-に含まれる、吐き出すとか広がりとかはじき出すっていう意味、めちゃ深いですよねー。


植物の目が土を割って弾けだせばspringになり春となります。これまたsp-ですよ。ヤバにしアツシ!冬に死んだ感じなった植物が息を吹きかけられて蘇生する感じさえイメージできちゃいますね。


春(はる)という言葉は、一面に、植物、生命が【張る】ということと関係があるのです。生命が弾ける。広がる。張りがある。こんな感じなんでしょう。


遙かなるという遥かの【はる】の部分ですが、【はる】というのは一面、ずっと空間が開放され、広がるイメージすらあるのです。

漢字で書くと語源が見えにくくなるものでも、ローマ字で書くとその共通性がよく見えてくるんですよね~。

張る:haru
春:haru
遥かな:harukana

そこで、日本語の動詞の【話す/hanasu】です。

話すは【放つ/hanatsu】と同語源。

話すことは解放することなんですよね。自分を解き放つ。やっぱ、溜め込んでいたもの、ぶちまけて、話すと、スッキリ!しまうものねー。


叫ぶは自分の胸を裂いてぶちまける。だからさけぶ(sakebu)は【裂く(saku)】と同語源なんですね。


いずれにせよ、解放・開放という内なる閉じこもった世界から広い世界への広がりを示すことばなのです。


我々は呼吸を通して、狭い肉に空気を入れ、その狭い肉の鎧から更に広い空間へ空気を送ることを死ぬまで繰り返します。


閉鎖⇄開放 の行き来をしているんですよねー。


宇宙が閉鎖⇄開放のルールで成り立っているものを見つけてみてください。たくさんあると思いますよー。


魂が肉体という鎧の中に閉じ込められる一方で、魂は常に肉体の中で自由という解放空間を探していたりします。


自分の中にもう一人の自分がいて、その自分は窮屈な自分を哀れみながら、自由な自分を描いていたりします。


大事なことは、そういうものなのだ。と仕組みを知ってしまうことで楽になれるのです。


いつも通っている道が急に迂回せねばならなくなって、いつもとのパターン崩しがサれた場合に、そのパターン崩しに人は一旦、えええーみたいに驚きを隠せなくなり動揺します。


でも、そういう時こそ、ああ、罠にハマってはいけない。人はパターンを崩された時に驚くものなのだと予め知っておくと、変に慌てずにすむんですよねー。


あああ、自由がない苦しい。そう思うよりも、宇宙は閉鎖⇄開放の行き来、すなわち呼吸のリズムと同じように流れていると知れば、不自由な自分も楽しめるはず!


不自由なき所に自由は生まれないだろうし、不自由をより自由にしようとする原動力が文明開化し、技術革新を推進するわけですから。


なんかまじめちゃんモードのアシュラですがゆるしてちょんまげ!


それじゃ~ いつもどおりに


柳沢慎吾ばりに


あばよー!!!!!