おはようございます
中学受験アドバイザーのゴッドマザーです
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環境や遺伝について
ときどき記事にすることを
書き換えてみたいと思います
お子さんの学習がうまく進まないと
これは遺伝です
(『個性』含む)
環境です
などと言った意見が出ますが
みなさんはどちらだと考えますか?
確かに学習に関しては
同じ環境に入れているのに
兄弟で成績が違うのだから
遺伝要素が強いんだと思われても
仕方がないところもあります
ですが
兄弟はそもそも立ち位置が違います
大人だけの中で生まれてきた子と
ひとり子どものいる中で
生まれてきた子とでは
そもそも刺激の質も量も違います
いや
お腹の中で既に音は
聞こえていますから
お腹の中から
第二子は第二子ですよね
ですから
たくさんの遺伝子の中から
前面に引き出されるものが
自ずと違ってくることは
素人でも分かりそうなものです
親の経験値も違います
性別が違うこともありますし
人はたくさんの
遺伝子を持っているのですから
遺伝だけでは
片づけられないのです
息子が大学院時代
細胞の研究をしていたので
たくさんの話を聞かせてもらいました
そこで
子育て世代にとって
とても興味深い話がありました
細胞というものは
放っておけば
必ず修正する方向へ
分裂を繰り返す
という話です
そしてその上で
もっと面白いと思ったことですが
細胞というものは
隣の細胞と暮らすために
これは生きていくためということ
バランスの取れた
分裂をしていく
ものなのだそうです
放っておいても
必ず良い方へ動く
これが自然の姿
ぐるぐる回りながら
居心地の良いポジションで
細胞は落ち着くのだそうです
ですから
何をしても制御の効かない細胞が
「癌細胞」ということになります
~~~
放っておけば必ず修正する方向へ
また、隣の細胞と暮らすために
バランスの取れた
分裂をしていく
そして必ず良い方へ動く
これが自然の姿
ぐるぐる回りながら
居心地の良いポジションで
細胞は落ち着く
~~~
この話は
子育てを考えたときに
ともて大事な要素が
だくさん入っていると
私は思っているのです
中学受験に躍起になるじゃないですか
もちろん私も含めてですよ
良い事だと思っているから
なんとか収めてやりたいと思う
でも確かに
人の本来の姿って
放っておけば
それなりに成長することがあります
自分がしたいことに挑戦してみて
失敗から学ぶこと
家族とぶつかること
お友達とケンカしたり
その結果お友だちを
いじめちゃったり
いじめられたり
いろんな経験をしていきます
そして自分なりに考えて
こう生きていくべきなんだと
自分の中の正義を探すんですよね
今、躍起になって
お子さんに
勉強させようと思っている姿は
おそらくご自分の中の
正義なのだと思います
だから
その正義感の強いママたちには
私もなかなか強くは
言えないときがあるのですが
自分のブランドで
有名中学に入れようと思っている方には
冷たい態度を取ります笑
子どもだって
自分の人生なのですから
必ず良い方へ回り出す
必ず回そうとするはずです
それが本来の姿ではないでしょうか
それなのに
中学受験準備を通じて
小さい子どもをいじるじゃないですか
子どもがあっちに行きそうになったら
こっちですよ!
何かに興味を持って
没頭しているのに
もう時間ですよ!
子どもがあれこれ間違えて
しまった
間違えた
と思う前に
または
思わないように
いじってしまいますよね
もちろんこれは
手を貸しているということですが
でも結局この一連のことは
せっかく自分で良い細胞として
分裂しようとしているのに
なんだか違うお薬を処方してしまって
こじらせることになっていませんか
強すぎるお薬は
正常な判断力を
患者さんから
削ぎ取ってしまいます
つまり
過干渉は
健全な成長過程を
子どもたちから
奪ってしまいます
風邪をひきやすいのは
遺伝かもしれませんが
処方箋を間違えてしまうのは
環境ということになりますよね
以前、一卵性双生児の子を
お預かりしましたが
一卵性双生児が全く同じかといえば
そうではありませんでした
同じ遺伝子を持った子が
2つに分かれたはずなのに
違う個性を持っていました
ひとりお子さんは
お稽古事を極めたいとのことで
中学受験すらしなかったのです
これも環境だったかもしれません
お隣の細胞
つまり
双子の相手と仲良く暮らすために
バランスの取れた
思考を持とうとした
結果なのかもしれません
それを大人の価値観で
無理やりお稽古をやめさせて
もう一人の子と同じように
中学受験の塾に入れたら
その子はどうなっていたのか
ひとつのことを例にして
それを遺伝だ環境だと
言えるはずもありませんが
子どもの
良き方向に落ち着きたいという
生物が本来持っている
正しい分裂する遺伝子を
親は
力づくで
変えてしまうことも出来るという意味で
子どもの教育に関しては
環境のほうが強いと思うのです
遺伝要素が無いとは言いません
無いこともないのでしょうから
ですが
例えばお父さんが
算数が得意だったとして
お子さんはその遺伝子を受け継いで
算数が得意になるのでしょうか
それが「父親似」ということに
なるのでしょうか
このことを
もう少し書いていきますね
続く~♪
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