感染予防行動4日目
0:10 「おかあさん…」と呼ぶ。母が「お腹痛い
」と聞くとうなづく。
お腹に温かいタオルをあてる。
「おかあさん、だっこ」少し母が抱っこすると「ベッドゴロンする」
あおが腹痛で辛そうなので「看護婦さん呼ぼうか」と母が言うと、
あおは怒って
嫌がり
「このままがいい」と言う。
もう1度、おかあさん抱っこ、ベッドにゴロンを繰り返して
「ねむたい」と言ってやっと寝れたみたい…
3:30頃にも目が覚めて「おかあさんだっこ」少し母が抱っこしたら
「ベッドにゴロンする」と言ってそのまま寝る
抗生剤「メロペン」を入れてもらう。
7:30頃にもあおはお腹を押さえて辛そうにするけど、
お腹に温かいタオルをあてると、再び寝る
胃薬「アルタット」を入れてもらう。
今日の部屋持ち看護師さんは、新人のTさん、
指導係に副看護師長のOさんが付いているとはいえ、
精神的に余裕がない母としては何だかやりにくい…
あおが体調良い時なら、新人の慣れていない看護師さんも
だけど、
あまりあおの体調が良くない今は、ただでさえ母も精神的に余裕ないのに、
仕事に慣れていない状態では、入って欲しくないなぁ
9時前、便が出て起きる。
あおはお腹を触っていて、母が「お腹痛い」と聞くとうなづく。
お腹に温かいタオルをあてる。
9時過ぎから、出したくないのに、
無理に出さされているような下痢便2回出る
肝臓の働きを助ける薬「強力ネオミノファーゲンC」を入れてもらう。
白血球を上げる「ノイトロジン」を入れてもらう。
部屋持ち副看護師長Oさんが血液専門M先生に相談したら、
「下痢が続いているので、整腸剤を処方します。鼻チューブを入れるのは、
整腸剤が届いてから入れます。」と言われていたとの事。
またまた「うんちでそう」とあおが言い、出したくないのに
無理に出さされている感じの下痢便が3回も出る
母の話しかけに対して返事が出来ない位でしんどそう…
10:40 朝の薬内服の為、血液専門M先生が鼻チューブを入れる。
注入器に胆汁たくさん引ける(消化出来ずに胃に残っている)
嘔吐する
(黄色の胃液)
痙攣止め「アレビアチン」内服
血圧の薬「レニベース・ノルバスクOD・ディオバン」内服
利尿剤「ラシアル」内服
酸性予防「ザイロリック」内服
カビ予防「ジフルカン」内服
整腸剤「ミヤBM」内服(1日3回・朝・昼・夕食後)
そして鼻チューブを抜いてもらう。
11時前から1時間おひるね
お昼寝している間に担当医K先生の診察
12時にあお起きて、担当医K先生からも
「あおちゃんが起きてから看護師さんに外してもらっても良いですよ」と
言ってもらってたので、胸に付いていたモニターやサチュレーション(酸素濃度を測る)を新人看護師Tさんに外してもらった
14時頃、温かいタオルをお腹にあてても、あおはお腹を痛がる
14:10 37.6℃
あおの腹痛の様子を部屋持ち副看護師長Oさんに伝えると、
「お湯を少なくはって、ぬるめにして、さっと入りましょう」と言ってもらう
15時前、お風呂
副看護師長Oさんと母が、さっと洗って5分間で出る
今日は祝日で保育士の先生も休みで、家族も祖父母も仕事だし、
父も今日は仕事が遅くなるからどうしても病院
に行けないとの事で、
看護師さんも、休日は人数が少ないから、
ずっとあおちゃんに付いている事は出来ないけど、
部屋を時々覗きに来るとの事で、15時過ぎから、
あおがおひるねをした事を確認してから、母はシャワーに行く
母がシャワー終わって、急いで部屋に戻ると、こんな時に限って、
あおは起きていて、ベッドの柵を持って膝を立てて泣き叫んでいた
母がすぐに「ごめんね」と抱っこしたら、すぐに落ち着いてくれたけど…
16:00前、便が出て、お昼過ぎに副看護師長Oさんから
「次に便が出たら調べるので教えて下さい」と言われていたので、
ナースコールして、調べてもらう。
16時頃、「おなかいたい」とあおが言って、温かいタオルをお腹にあてると、
楽になったのか、再びおひるね
16:30過ぎ、お昼の薬内服の為に、血圧のM先生が鼻チューブを入れる。
緑色の胆汁が注入器に5ml引けてしまう。(消化してなくて胃に残ってる)
あおは嫌がって暴れる
血圧の薬「レニベース」内服
利尿剤「ラシアル」内服
整腸剤「ミヤBM」内服
鼻チューブを抜いてもらう。
すぐに母が抱っこして欲しがって来てくれたものの、
すぐに「ゴロンする」とベッドでウトウトする
夕方、あおが久し振りに「おかあさん、だ～いすき
」と言ってくれて
「お母さんもあおちゃん大好きよ」と言った母でした
19:30過ぎ、下利便が出る
19:45 「おなかいたい」とあおが言うお腹に温かいタオルをあてる。
21時頃から「ねむたい」と言って母の抱っこで寝る
眠りが浅いみたいで、母の抱っことベッドでゴロンを繰り返しながら、
ウトウト寝る
22:30 血液専門のM先生が鼻チューブを入れようとすると嘔吐する
(緑色の胆汁)
M先生が吸引してくれる。
10分後、鼻チューブを入れる。
あおは怒りまくり叫びまくり泣きまくり
痙攣止め「アレビアチン」内服
血圧の薬「レニベース・ノルバスクOD・ディオバン」内服
利尿剤「ラシアル」内服
酸性予防「ザイロリック」内服
整腸剤「ミヤBM」内服
そして鼻チューブを抜いてもらう。
あおはM先生を横目で思いっきりにらむ
血液専門M先生のお話
僕の顔を見ると、鼻チューブの拒否反応で、もどすのだと思います。
あおちゃんは上手に鼻チューブをゴックン出来ていると思います。
(出来ない人は、医師が患者さんの口に手を入れて、
鼻チューブを通すので…)
腹痛に関しても、眠れるようなら、
薬は出来るだけ使わない方が良いと思います。
もし痛みで眠れない時には、薬を使いましょう。
ずっと、母の抱っことベッドでゴロンを繰り返して、
23時過ぎにやっと寝る
あおは､いつもより音が聞こえにくいように感じる
最近､右の鎖骨の辺りを抑えるというかよく触るのだけど､
肺が痛いのだろうか…
K先生のお話
循環器の先生とも相談して、
お昼の薬(レニベース、ラシックス・アルダクトンA)2種類なので、
1日3回→1日2回にする事が出来たら、
(お昼に鼻チューブを入れなくてすむので)
お昼に食事(プリン)を取ってもらえると思います。
今日は1日3回、鼻チューブを入れての内服にして、
早ければ明日からプリンを食べてみましょう。
水分は昨日試してみて拒否するようなので、止めておきましょう。
下痢については、腹膜炎を起こしているのだと思います。
抗ガン剤による副作用、抗生剤による副作用、
バイキンが入った事によって起こっていると考えられます。
抗生剤による副作用なら、整腸剤を内服する事でおさまっていきますし、
おさまらなければ、抗ガン剤の副作用によるものだと思います。
腹痛については、腸がよく動く事によって痛むのだと思います。
お腹にたまっている便がなくなれば、腸の動きが少なくなって、
痛みも楽になるかもしれません。
下痢をしている時は、腸がよく動きます。
今は嘔吐や下痢によって食欲がなかったりしますが、
白血球が立ち上がるまでに2～3週間ありますし、
それまでに口から飲食出来るようになると思います。
採血のデータ上は、抗ガン剤がよく効いてくれていると思いますので、
腫瘍の勢いが骨髄回復より遅ければ、また外泊してもらう事も出来ると思います。
腫瘍が大きくなり過ぎて、お腹が圧迫されると、空腹感がなくて、
食欲がない事もあります。
胸に付けているモニター、酸素濃度(サチュレーション)のシールは、
あおちゃんが起きたら、看護師さんに外してもらって下さい。
明日、採血します。
血液検査なし