バブソンMBAのベンチャー日記 -10ページ目

NRIの「震災復興に向けた提言レポート」を読んで

野村総合研究所が、今回の震災を受け、震災復興支援チームをつくり、①シンクタンクとして提言と、②IT技術による支援を行い始めている。プレスリリースで、5回の提言レポートが公表されているのだが、正直内容がいまいちな部分も多く、ツイッターでかなり酷評してしまった。。。

ぼくが偉いわけでも、正しいわけでもなんでもないんだが、一個人として感じたことを以下再掲しておきます。(ツイッターからの引用)

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野村総研の「提言 2011年夏の電力供給不足への対応のあり方」が、いまいち過ぎて、なんともいえない件。。。結局何も言ってないに等しいし、突っ込み所が多すぎるんだが、大丈夫だろうか?? http://www.nri.co.jp/news/2011/110330_1.html

野村総研の「第2回提言 東北地域・産業再生プラン策定の基本的方向」も引き続き、ひどい。まさに、絵餅。 こんな抽象的かつ曖昧なレベルで、提言とかこつけて、プレスリリースして大丈夫なのか不安になる。 http://www.nri.co.jp/news/2011/110404.html

、、、と概要を読んだだけで、辛らつに批判してしまったが、詳細版の提言書があるみたいなので、まずはそちらをちゃんと読んでからにします。 http://www.nri.co.jp/opinion/r_report/pdf/201103_fukkou1.pdf

NRIの提言レポート読了。基本的に「この夏の計画停電は免れ得ない」という結論ありきの内容。どうやれば、計画停電しなくて済むか?ということへの踏み込みが弱く、具体的には、時差出勤制や値上げによる需要抑制の効果の検証・見積もりがない。

個人的には、企業を地域か業種別に、前2時間・変わらず・あと2時間に就業時間をずらすことで、ピーク時の需要は大分分散化されると思う。あと電気料金の値上げは、前月の使用量もしくは増加率で、次月のベースを値上げするなどの方法もあるはず。

これも個人的意見だが、「計画停電を前提に、その時の対策を今から考えましょう」ではなく、「計画停電なしに、個人の生活・会社の事業が回る方法を考えよう」が正しいスタンスだと思う。。。

@hehiki (100%供給量を超えない保証がない以上、計画停電のような強制遮断手法はリスク管理上残す必要がある)は賛成です。僕が主張しているのは、計画停電を避けられる施策、政策の立案の優先度が高いのでは?ということ。本当に無理だというなら、もっと理論武装して欲しかった。。。

最ピークの軽減効果が小さいのは分かるが、ここは、感覚的に無理というのではなく、やるとどこまで効果があるかで議論したい。RT @hehiki 就業時間ずらしは2時間とかじゃなくて、深夜帯に就業するとかしないと厳しい。供給量が増えない限り、そのレベルで夏の電力は足りない。

こちらは、全面賛成。その通りと思います。RT @hehiki @michi_ando 「家庭」において停電が”必ず”来ると思い込むことによる弊害なんて、正直どっちでもいいと思ってる。企業(特に工場とか)の方が深刻で現実的。

ぼくは、電力については、かなり素人の部類。だから、専門家が普通にに考えたらこうだよという結論については、深ぼって説明してくれないと、理解できない。

震災の被害の大きさ、停電問題の緊急性を鑑み、『ビジョン作成が大切』とか『停電対策の検討が急務』とかいうのは、何も言っていないに等しいと思う。それをいうなら、案を出してくれよっていう。。。

需要〉供給が見えている以上、早急に電気料金のベースはあげるべきだとおもう。使用者群ごとの電力需要の価格弾力性が分からない以上、実際に値上げしてみるしかない。

NRIの「第2回提言 東北地域・産業再生プラン策定の基本的方向」のレポートも読んだけど、感想は変わらず。「こりゃ、ひどい」レベル。論点が整理されていない結果、総花的で優先度、タイムフレームもなく、思いつき案を羅列して終了。これを読んで、どうしろと・・・?

会社として”「東北地域再生機構(仮称)」の創設が必要”と本気で考えるなら、自社が主体となって出資者を巻き込んでいくとか、いくら出資する用意があるとか、行動とセットでコミットしてくれないと。「こんな案もあるけど、どう?」って言われたって、どうしようもないよ・・・(悲)

(本質じゃないかもしらんが)チャートのカラーリングとか、プロフェッショナルファームとしてあり得んレベルだし。。。

コンサルファームで震災支援するというなら、提言だけでなく、提言+アクションで望んで欲しい。その意味で、「プロジェクトまちごと」は是非参考にしてほしい。 http://www.educational-future-center.org/machigoto/index.html

これは、素晴らしくよいニュース。真剣に考えれば、なんとか策はみつかるんだよ。。。『計画停電終了宣言へ』http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000011-mai-soci

計画停電を避ける方向で施策を具体的につめていくのと、計画停電は避けられないという前提で対策考えるのは、全然違う。 記事の通りだと、政府になんとかなりそうな算段は見えているということ。

NRIが、2つの具体的アクションを被災地に提供。「被災地の声 分析レポート」と「被災者と支援者をつなぐフィードバックメッセージ活用システム」。両方ともいいね。課題はプロモーションかな。 http://www.nri.co.jp/news/2011/110408_4.html

NRI「第3回提言 被災者登録・所在把握による地域コミュニティ維持」 これは、なんか評価しづらいなぁ。統合的なデータベースとか必要だけど、グーグルとかやってんじゃないの?と思った。。。 http://www.nri.co.jp/news/2011/110408_1.html

NRI「第4回提言 震災による雇用への影響と今後の雇用確保・創出の考え方」 今までの提言レポートの中で、一番いい。現状把握・分析もしっかりだし、雇用再創出の方向性もクリアーで分かりやすい。知っている人がメンバーに多い(笑) http://bit.ly/gsvAej

NRI「第5回提言 総合的な減災対策の推進」 こちらは、まーありかなぁという内容。いいことも言っているけど、個人的にどうかなと思うことも多々あり。ハザードマップや諸外国のケーススタディがあるのは評価。危機管理庁、減災基金案は反対。 http://bit.ly/f8rP4f

省庁横断型の機能として、一元的に防災・減災機能を強化していくのには賛成だけど、あらたに庁を作ってやるよりは、内閣府に諮問機関でもつくってやった方が費用対効果が高い気がする。基金は無駄にお金を寝かせておくことになりそうだから、反対。でも一つのたたき台としては、意味あると思う。

へぇー、そうなんだ。やっぱり今回感じたのは、こういう状況で、”絵”だけ描くことにあまりvalueはなくて、どうやって実現するかがみえないとダメだね。RT @garmy 同じく肝に銘じます…ちなみに5本出そろったので本日記者会見をしましたが、今までにない記者数だったそうです。

(引用終)
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HBS Asia Business Conference

各校のConferenceがひっきりなしに続きます。
この日は、ハーバードビジネススクール主催の Asia Business Conference

マッキンゼーのアジア代表による基調講演では、日本の震災が与える世界的影響について触れられていました。
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Health Careがテーマのパネル・ディスカッション。右二人が日本人。
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元衆議院議員の田村耕太郎さんが、「今こそ日本に投資すべき!」と熱弁奮ってました(笑)
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教室はこんな感じ。でかいんだな。
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ぼくらに出来ること② ~Japan Relief~

Babson Collegeでも、震災の日本を応援すべくBabson for Japanサイトの立ち上げに加え、fund raisingを行いました。Latin Entrepreneurship Forumと同日に行ったので、かなりの人から募金、チャリティグッズの購入があり、計2,400ドル集めることができました。

当日は、このHope for Japanリストバンドを1個10ドルで、
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Babson for Japanのロゴが入ったTシャツを20ドルで売りました。Tシャツは用意した60枚がほぼ完売。
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こんな感じでブースをつくり、
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iPadもつかったりしながら、
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一日がかりで、募金を集めました。
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Latin Entrepreneurship Forumからのチケットの売上から2,000ドルを、日本へのサポートに回すという有難い申し出があり、バブソンからの貢献は今のところ4,400ドル超になる予定です。

集めた収益は全て、American Red Crossに送金し、日本の震災復興に使われます。
※ちなみに、チャリティ・グッズのコストは、Tシャツが一枚4ドル、リストバンドが0.8ドルほどなんですが、これはぼくが所属するABFというクラブにもってもらいました。