前幼稚園児を工事用作業車がひき殺した事件で、てんかんという言葉を聞いた事があると思う。
どうやら今回の事故もてんかんらしい。
てんかん患者は免許返上を求める声が社会的なモノになるのは間違いない。
薬を飲めば・・・なんて言葉でどうこうなる次元を超えてしまった。
痙攣(けいれん)意識障害、突然意識を失う・記憶が飛ぶ・急に活動が止まって昏倒する場合もある。
大半の発作は一過性であり、数分~十数分程度で回復するのが一般的である。
という事らしいが、そのタイミングが今回の様になった場合、取り返しがつかないのは自分が知る中でも2度目だ。
おそらくてんかんを持病で持っている人はそれが就職に対して不利に働き、また薬を飲めばおさまるという事で伏せる事が出来るというのは前回のものでも明らかになった。
今回は知らないが、呉服屋の配達を行っていた途中にこの事故を起こしたらしい。
ようは薬を服用していなかったという事だ。
今回の容疑者の場合、運転しない仕事を探し、転職を模索していたようだが
ただてんかんに関しては勤務先に報告を怠っていたらしい。
また免許証最新でもそれを怠っていたらしい。
結局この背景にあるのは、運転という行為は多くの職種である仕事の一つである。
それが持病によって行えない。
普段は行えるのに・・・といった考えに至る。
結局医師に止められながら今回の容疑者は車を運転し、このような防げた事故を起こした。
防げた事故なのだからある意味事件といえる。
社会制度の問題が勿論降りかかってくるのだが、社会制度の不備があるといったところで人を殺すリスクを負って、虚偽の申請をしこの様な事件を起こしていい事にはならない。
また高齢者の事故も目立つ。
免許証の返還によって、バスの無料化などが行われている地区もあるが不十分である。
免許更新や免許取得時にもっと人を殺せるモノに乗っているという事を植え付ける必要があるのではないかと思う。