モカの旅立ちから10日ほど経ちました。
可愛い可愛いモカの写真を選んで、
写真立てに入れました
父さんからのお花も添えて
シャボンフラワー、とてもいい香りです
もっちゃーん
はぁい
遺骨カプセルの写真も選びました
少しずつ、モカが居ない生活を受け入れながら過ごしています。
あたたかいお言葉をかけてくださった皆さんに、心から感謝しています
ありがとうございます
今回、モカが突然旅立った理由ですが、
未だに分かっていないのが現状です。
その日は主治医の病院は休診日で、先生に連絡のつく番号に電話をしました。
しかし折り返しがなかったので、早く診てもらえる病院を調べて予約を取り、モカを連れて向かいました。
道中のモカはまだ元気があり、まさか今日がお別れとは思わず...
病院では予約より1時間もあとに呼ばれ、その頃にはモカはぐったりしていました。
待ち時間の間に主治医から折り返し電話がありましたが、直後に診察室に呼ばれ、電話には出られませんでした。
このタイミングで診察を断って、主治医のところへ連れていけたら結果は違っていたのかな...
血液検査とエコーを撮ると言われ、午後にお迎えに来てくださいと、わたしだけ帰されました。
病院を出て1時間くらい経つ頃、家に着くまでに連絡があり、たった今モカが亡くなったと言われました。
時間は13:40。
今すぐ連れて帰ってはダメかと訊ねましたが、16時に来てくださいとの事でした。
泣きながら過ごし、16時にモカを迎えに行きました。
モカの血液検査の結果を見せられました。
飛び抜けて数値が悪い所もないんです...
「なぜモカは亡くなってしまったの...?」
先生は「分からない」を繰り返しました。
初めてのケースで分からない、原因が分からない、ずっとずっと、分からないと言っていました。
敢えて言うなら、腎臓病でしょうとの事でした。
触診で膀胱におしっこがなかったそうです。
エコーは撮っていないようでした。
(診察料にもエコー代は含まれておらず、エコー写真も見せられていないため)
心臓や脳に病気がある子の反応とも違う、先天的なものだったのでしょうと言われました。
思えばこの動物病院に対して「あれ?」と思う伏線のようなものがいくつかありました。
モカが亡くなったショックで記憶から飛んでいて、あとから思い出した事が多かったです...
電話で予約を入れる時も、繋がる前に音声アナウンスで「この通話は録音します」と流れるのです。
検査に対して、何の文書かというほどしっかりした同意書を書かされ、看護師さんは診察室に入ってすぐに、ぐったりしているモカの顔写真を撮り始めました。
(血液検査の写真がそうです。そんな事は後回しでいいだろうに!)
病理解剖に出したいと希望すると、病理に出しても原因が分かるとは限らないとか、解剖するとご遺体は戻りませんよ?と言われ、それならとモカを連れて帰ってきましたが、実際には献体じゃない限り遺体を返せない事はないようです。
そして先生からモカにお悔やみの言葉はなく、診察室を出ようとドアに手を掛けた時に先生はすぐに奥の部屋へ引っ込んでしまい、モカは最期を看取ったであろう先生に見送ってももらえませんでした。
モカの命を奪われたような気持ちになったけど、でもそこはわたしが選んだ病院だったということ。
冷静な判断が出来なくて、
わたしがモカを死なせてしまった。
いつもの先生なら、今日が休診日じゃなかったら、わたしがこの病院を選ばなければ...
後悔があとからあとから押し寄せ、モカに申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。
モカの鼬生は2年9ヵ月でした。
血液検査がそこまで悪くなくても、こんなに急激に体調が悪化して亡くなる事もあり得ることをここに書き残しておこうと思います。
病院や先生のことを書いてしまいましたが、選んだのはわたしで、苦しかったのはモカで...
モカの旅立ちの理由を書くにあたって、病院の先生の件に触れずに書くことが難しかったので、迷いましたし様々な意見があることを覚悟の上で書くことにしました。
過去に戻りたいという気持ちは持ち合わせないタイプの人間ですが、モカの事だけは本当にあの時に戻ってやり直したい...
もう叶わないけど、やり直したいです...
モカには本当に申し訳ない事をしました。
ですが、これ以上さらにモカに心配をかける訳にはいかないので、少しずつ前を向いていこうと思います。
休診日や夜間も、緊急時は主治医を頼ってきたわたしでしたが、主治医の他にも、もしもの時に頼れる病院をいくつか探そうと決めました。
この悲しい記憶が、どなたかのお役に立てるかも分かりませんが...
モカのこと、よかったら今だけでも、
皆さんの心の片隅に置いて頂けたら嬉しいです。
生前、最後のもっちゃんの写真
ここまで読んで頂き、
ありがとうございました。
次回からは通常の更新になると思います。