共通テスト、あるいはセンター試験の現代文の過去問を解いてみて、
評論文に比べて小説の問題の正答率が悪いのが気にかかっていました。
「共通テスト現代文マッピング解法」という本を読んでいて、
その理由らしきものに思い当たりました。
評論に比べれば小説は読みやすいので、ついつい自分なりの解釈が入り込んでいたのです。
この本に書いてあるようなことの多くは、おそらく他の参考書にも書かれていることでしょう。
ただ、難問は捨てて、8割を目指すということには共感を覚えました。
共通テストではありえないことですが、各種の過去問解説本の解答、
さらには著者自身の解釈と大学側公表の解答が異なる、
ということがあり得るのが現代文ですから深追いは禁物です。