整数の性質 | 宮古市の個別指導塾

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個人教授安倍塾 塾長のブログ

少し前まで、高校2年生は数Aの「整数の性質」について勉強していました。

この分野は、以前から大学入試ではよく出題されていたものの、

長年の間、教科書では体系的に取り上げられていなかったところです。

その中に、2つないし3つの数字を横に並べて同時に素因数分解をすることで、

最大公約数と最小公倍数を求める方法が書かれています。

これは中学校あるいは小学校で習ったものだとばかり思っていたら、

生徒は初めて見たと言います。

調べてみると、確かに少なくとも教科書には出てこないようです。


ところで、この「整数の性質」がらみの問題は、大学入試だけでなく、

高校入試、さらには中学入試でも実によく出題されています。

だいぶ前に買った『算数・数学まるごと入門』という本には、

そんな中学受験と大学受験に共通する話題が取り上げられており、

興味深く読むことができます。