こんにちは、村上です。
本日、東洋はり医学会の例会で
尼崎市でクリニックを開業されている
長尾和宏先生が講演して下さいました。
先生は外来から在宅医療まで
“人を診る”
総合医療を目指しておられます。
演題は「平穏死」
自宅で穏やかに、枯れていくように、
死んでいくには…。
現代の日本の終末期医療との
関わり方をもう一度考え直す。
現代の延命治療がどれ程
人の穏やかな死に悪影響を及ぼすか…。
死を目前にした
治る見込みのない末期癌の患者に
抗がん剤を投与する必要があるのか。
医療が専門分化していくことへの弊害。
そして如何に我々は
「死」というものから目を背けているか。
「死」は不吉なものとして
出版界やテレビなどのマスコミ界では
タブー視されていること… などなど。
知っておかなければならないのに
知らされてないことが沢山あります。
先日の内海先生のときもそうでしたが
我々は
もっと知ろうとしなければならないと…。
当たり前と思ってることに
もっと疑問を持たなければいけないと…。
そう 考えさせられる講演でした。
村上はりきゅう治療室