gemeinsam musizieren の覚書4、つらかったこと
自分だけ思い通りにするための希望や、現実的な動線を全く考慮しない提案をされたりしたのが、聞いてあげたいけどきいてあげられなくてとても辛かったです……。
いろいろ思う通りにしてあげたいけど、特別扱いではなくルールにして、そのルールの上で全員に適用するのがみんなが理解できて心地よいと考えていました。
自分自身が主催者という意識を出演者みんなが持てるように企画書に明記してありました。
全員主催者なのでどうぞ皆さんもどんどん主催に参加してください、と再提示することで、ちゃんと状況が考慮された質問として希望を得ることができるようになりました。
さまざまな資料が熟読されて、同じような内容でも勝手な希望ではなく集団がより良い状況への足掛かりとなる質問になるなど、建設的なものになりました。
このおかげで、開催間際までさまざまな意見で改善されました。
私はギリギリまで動線や会場レイアウトを引き直したり、当日お願いする作業担当を考えたり、当日スケジュール通りに行かなかった時の対応策を練ったり……。直前1週間は練習に専念したいと思っていましたが、個人のことなんて小さなこと、みんなが誇りを持って参加できる素敵な演奏会をするのが大切だと感じました。
一緒に参加する気持ちをこめてかいた企画書に助けられました。
gemeinsam musizieren の覚書3、感染症対策について
今回は感染症対策ができて初めて開催が許されるという状況。
考えられることはとにかく考えていろいろ準備する必要がありました。
汲水シート、マスク、アルコール消毒、検温。
密にならないお客様や出演者の動線。
会場レイアウト。
お客様もスタッフも演奏者も感染から守られるように意識しなければなりません。
今回ばかりは最低限それをやってはじめて開催出来ることでしょう。
公会堂からの定員の制限が厳しかったので、定員さえ守れば密にはならないだろうと思っていましたが、直前になり扉の外のスペースが狭いので密になるコントロールが必要と公会堂のスタッフからヒントをいただき。
会議室も定員が再び厳格となり。
廊下は寒いなど、奏者のいる場所もなく。
直前まで動線を考え、レイアウトを引き直し、メンバーに意見を求めて決定しました。
当日機能していなかったところは、私の伝達ミスのところがありました。
私は当日の指示をするのが不得意であることがよく分かりました。
汲水シートについて。
管楽器は絶対汲水シート、プロは皆やってる、という意見があり、必要ないという意見が通る隙間がなく汲水シート採用。
各自広げてて各自回収、ただし諸事情ある方は各自の判断で省略OKとしました。
回収は自分でやるのかという意見もありましたが、自分でやらないならトングでスタッフが回収する案なのか確認するとそれはかわいそうという意見が噴出して自分で回収に。
使い回しは誰のか分からなくなる可能性があるので使い捨てとしました。
マスク。
館内はマスクが必要なので置き場所が必要。
感染対策に心を置いている人は、マスクの外側は汚染されているように見ているので、扱いに困りました。ポケットに入れる案もあったのですが、目隠しエリアを設ける前に考察していたのでポケットの入れ方によっては非衛生的に感じられる、ポケットがない衣装もあるなど、いろいろ考えた結果、プロはこうしているという意見があり譜面台に下げることに。
私の用意した事務用品が否定されたので、お任せしまして自作で作っていただきました。
吊り下げ金具の傾きがいろいろで、上手くマスクが保持できない金具もありました。
また、感染対策を心に置いているお客様からは、みんな同じところにかけてるから、耳かけのゴムが汚染されていたらアウト、とコメントありました。難しかったです。
アルコール消毒
公会堂が無料で貸してくれました。
直前に変えたレイアウトで、出演者側からも客席に入ることになり、うちから持っていきましたが出されていませんでした。指示、必要だったんだなぁ……。反省です。
検温。
公会堂が無料でハンディのものを貸してくれて助かりました。
これをやってるだけで、客席のリラックス度が違うんです。
検温をやっていないコンサートを聞きに行ったことがありますが、真後ろで咳をされてそれからはもういろいろ気になってしまって疲れました。
せめて検温してたら熱はないはずと思えるのにと主催者に恨みを抱き、出演者の笑顔にすらあなた達はよかったのねと冷ややかな思いに満たされて、とてもつらいコンサートの思い出となった経験を踏まえ、検温をやっているということは絶対必要でした。
会場レイアウトや動線については、また別に書こうと思います。


