gemeinsam musizieren の覚書5、会場レイアウトと動線
会場レイアウトと動線について、思い出せることをメモします。
会場レイアウト。
客席には荷物椅子を楽器の持ち替え椅子のように横向きにセットして、それを列ごとに左右互い違いに置いた。
お客様は荷物を床に置くのが嫌だろうなと思ったのと、椅子を積み上げておいておくのは余計な労力だと思ったこと、倉庫みたいに見えるところは少ない方がいいと思った。荷物用の椅子を置くことで空席ばかりにみえるかもしれない、通路を確保出来ないかもしれないという心配も感じたが、積み上げずに荷物用の椅子として置くことにした。
座席と間違われないことを期待して持ち替え椅子のように横にして置いたが、もしそこに座る方がいらっしゃったら友人と密に座りたい方だと思うので仕方ないと考えた。椅子の方向があちらこちらで雑然とするかもしれないという心配はあった。あとから聞くと、ソーシャルディスタンスのためにそこに座らないで欲しいというサインだと思った方もいらした。いいように捉えていただいてありがたい。
列によって互い違いに置いたのは、目の前の席が荷物席になるように、意図して計画的に置いた。
自分の周りだけ偶然だと感じた方もいらしたが、斜め後ろのツレと話しやすい、前が見やすい、と喜んでいただけていた。
動線。
なるべく交差しないように、整然と考えた。
かえりのエレベーターが一番心配だったが、案内されるまでもなく、適当にお帰りになっていて大丈夫であった。
案内する役割をお願いした方が、どうしようか戸惑ってなにもできなかったほど、スムーズに帰路についていたようであった。
残念ながら時が経つにつれてもう、忘れつつあります。
歯を食いしばり、みるべき方向だけ見つめて完走しました。
いままでにも何度かコンサートをやってきましたが、参加者がバラバラなのは初めてでした。
参加者の協力してくれる気持ちがとても力になりました。
時節柄、満足な広報もしませんでしたが、SNSの奥の方に紛れ込ませて書いたのをみてくれていて、年賀状に予約しますと書き添えてくれた方もいらして、アンテナを張ってもらってるなぁと嬉しく思いました。
私たち演奏家は、考えて、練習して、さまざまな方向から音楽に取り組みます。自身の心の中にその楽曲の作曲者が住むようになり応援してもらいながら演奏します。自身の心の中の作曲者にうなづいてもらえることが最高の激励。その激励をうけることがお客様に向けて演奏する勇気と喜びに繋がるのかもしれません。


