今年はカポエィラ・テンポ日本支部10周年なので、過去9年よりも活躍して行きます！
早速2月下旬にレッスンDVDも出るしなー。
夏の昇段式では「10周年だしあいつになんとか昇段して欲しいなー」とか希望はあるのですが、まあそこは本人の頑張りと気持ち次第だ。
しかし毎年
「今年はメディアやパフォーマンス出演ほんとに凄かったなー、もうこんなにカポエィラを（カポエィラ・テンポを）使って貰える事ってないだろうな」
とか思うんですね。
去年なんか夏以降毎週のように何かしら出演があったし。
でも今年もきっと「今年ヤバイね！」ってなるんだろうなー。
まあ、なるように一個一個の仕事のクオリティーを上げて、
「仕事が仕事を呼ぶ」
状態に常にしておくのがカポエィラ・テンポのやり方です。
うちらを使ってくれるみなさん、後悔させませんよ！
大きい仕事の時は、クオリティを優先させるために他団体の凄い先生とかを積極的に呼びますし。
無理して身内だけで仕事を引き受けて、クライアントさんをガッカリさせる事はしません。
それは日本におけるカポエィラのイメージをしょぼいモノにさせないための俺らの義務でもありますからね。
って事でそんな
「仕事が仕事を呼ぶ」
の一番最近の例をご紹介します！
アンファー「スカルプD」
店頭ポスター、ウェブ用広告
イメージモデルに竜太が出演！
ですー。
12月27日から、ウェブ用広告に出ています。
男性のためのエイジングケア スカルプD
コレです！！
この写真はウェブの画像をそのまま取り込んだ奴です。
そのうち、全国の薬局にもポスターが貼られるんだと思います。
お楽しみにー。
しかしほんと、ふつーのシャンプーやコンディショナーとかって頭皮や髪に悪い成分が意外と入りまくっているので、しっかり自分が使っているシャンプーとか調べた方がいいですよ！
俺はあまりやりませんが、カポエィリスタは結構頭を床につける技を特技にしてる人がいるので、特に気をつけた方がいいと思うなー。
俺は昔から、ハゲるのが嫌なので三点倒立系の技は滅多にやりませんー。
そんな感じで、技を自由に選んで個性を出せるのがカポエィラの魅力でもありますよね。
ほんと。
腰や肩が柔らかくないのでブリッジ系の技も俺はやりません～。
でもいいのです。無理しちゃダメですよみなさんも。
で、このポスターの撮影裏話でもしましょうか。
元々、ブレイカーを募集していたらしいのですが、キャスティングの方がカポエィラに興味があって、クライアントに
「カポエィラの人も呼んでみていいですか」
と言ってオーディションに俺を送り込んだのですねー。
そしたら受かった。
受かった理由は色々あると思いますが、一応そこは企業秘密にしておきます。
そのうち一つは、カポエィリスタ20人以上が集まったオーディションを勝ち抜いたXbox360PVの時と同じですけど。
内緒。
しかし、無理矢理カポエィラを、俺をねじ込んでくれたキャスティングの方の気持ちに報いなければーと、かなり気合の入る話の進み方でした。
燃えるね。
そして撮影日までは筋トレ頑張りました。
オーディションの時に「その筋肉もっとでかくできます？」と聞かれたし…
恐ろしい。
で、撮影当日。
本当だったらこの仕事に俺よりも向いていたんじゃないかな？と思う、
「雑誌Tarzanの第一回腹筋選手権チャンピオン」のカツオも連れて行きました。
こうやって、一応次の世代に仕事を振っていく準備をしていかないとなー俺ももうすぐ34歳だし。
カポエィラの世界にいると自分の年齢が良くわからなくなるけど、同窓会なんかに行くと
「34歳ってこんな感じなのか…」
と思う。
っていうかほんと、カポエィラしてる人っていつまでも若い。
だから若手は困ってると思うけど。
「あの人いつまで俺の上にいるんだー。抜かせねえー」
みたいな。ほんとに。
しかも見た目も若い。
やはりずっと現役って事で色々健康とか気をつけてるってのもあるだろうけど、
単純にカポエィラそのものがアンチエイジングになるんだと思う。
思うって言うか周りのカポエィラやってる人を見ると間違いないですね。
「よ、40歳って俺のイメージではおばちゃんだったんだけどそう言えばあのカポエィリスタ40歳なんだ！おばちゃんとは言えない…」
とかほんと良く思います。
逆に、
「カポエィラやってた人がカポエィラやらなくなる」と、気がついたらエライ老けてたり太ったりして悲しくなりますね。
男も女もいつまでも若く美しくいて欲しいからカポエィラすればいいのに。
例えばうちのレッスンに来て、みんなの実年齢と見た目を比べてみれば大納得するのにねえ。
あ、あと便秘の人もカポエィラした方がいいと思う。
今テレビで便秘薬のCMやってたらから思い出した。
昔は俺も1週間出ないとかあったんですけどそんな記憶がなくなるぐらい今は健康です。
まあでも髪の毛に関してはスカルプDがいいと思いますよ！(笑)
話がそれたごめんなさい。
とにかく、意外と俺もう34歳だから早く若手に色んな仕事を振れるようになりたいのです。
子供2人いるし。
頑張ってくれ若いカポエィリスタ達。
そして若い生徒がうちにたくさん入りますように。
東京でカポエイラ生徒募集中ですー。学割あるヨ。
で、スタジオへ。
今回の撮影、俺1人が出演だけど、色んな髪型、服装で一人何役もやるのです。
って事でかなり有名なヘアメイクの方にまずはウィッグで色んな髪型に変身させられました。
しかしやっぱそのテクニックもすげ～～～って感じですが、
それに負けないぐらい、雰囲気作りも上手です。
楽しいんですよー。本当のプロと仕事をすると！
俺はかなり人見知りなのですが、ほんとプロと仕事すると全然問題なく楽しめる。
そんでもって筋肉仕事お決まりの、全身メイク。
褐色のボディーにさせられました。
一応軽くティップネス新宿で日焼けしといたんだけど、全然足りなかった。
秋だし…
で、軽く撮影場所で動いてみる。
うーん、やりにくーい。 でもバックがホリゾントじゃなくて良かった。
ホリゾントってのは、床と壁の境目がわからないように、壁の下の方が丸い坂になっていつの間にか床になってる所ですね。
スタジオ撮影だと大体バックがホリゾントなのです。
そうなると、飛び技やった時にどこが地面なのかとかが一瞬トんでわからなくなるんですよね。
で、気がついたら踵強打してたり。
そしてここで驚愕の事実が判明。
オーディションの時にもっと筋肉と言っていた人がカメラマンだったんですけど、突然
「須田さんって血液型何型？？」
と聞いてきた。
で、「A型ですけど。何ですか占いですか？」
と聞いたら、
「産まれた日だけじゃなく、血液型も一緒かー！！」
と叫んでびっくり。
なんと生年月日が一緒の人だった。
俺の人生で2人目。1人目はイッセイミヤケの展示会の手伝いをした時に来た子だった。
なぜどちらもクリエイターなのだろう。
そう考えると俺も一応クリエイターなのか？？
ちなみに誕生日が同じ有名人に、キング牧師がいます。
あと、カポエィラ界ではメストゥレ ジョアォン グランジ。
って事で一気に意気投合しました。
なんてステキな仕事なのだろうー。
「生年月日が同じだから、俺もカポエィラできるはず！」
と言って足振り上げて悶絶してたのが笑えた。
そしてこれまたかなりベテランなスタイリストさんが到着して、色々とダンサーっぽい服装をする事に。
当然のように靴を履かされたので結構大変。
しかもデカイ靴ばかりだ！
でもまあ、今回の撮影は、カポエィリスタとしてってよりも、ブレイクダンサーみたいな感じでの出演なので、飛び技はあまり求められていない。
激しく洗浄中の髪の毛のイメージなのですねー。
なので飛んでちゃダメだよね！
って事で撮影スタート。
普通のカポエィラの技をメインに出しつつ、ソレを向きを変えてやったり、そしてカポエィリスタらしくではなく、ブレイカーっぽい感じで少し崩したり。
俺がこう言うメディア出演豊富なのは、自分ではそんなに凄いとは思っていないけどどうも足先まで意識が行ってる感じで、蹴りとかがキレイだからっぽいんですよね。
そんな感じな俺らしいので、逆にいつもはしっかり伸ばす所を曲げてみたりとかって意外と大変。(笑)
でもソレを楽しみながらやれました。
なにより産まれた日が同じなカメラマンさんがこれがまたプロすぎて、
褒めるのとか要望出すのが上手なんだわー。
女にモテるだろうなーと思った。
途中、髪型を激しく変えたりしながら撮影は続く。
みたいに休まないで続ける。
っていうかむしろスタッフさんが休みたかったりもするんですけどね。すみません…。
では飛び技も一応やったりしたので色々載せますー。
いやーいつも思うけど、色々やったな～（やらされたな～）。
こうして後から写真で見ると、俺結構凄いじゃんと思うけど、まあ撮影だから色々補正かかってるんですよね。
筋肉も実際はこんなにカットありません。
塗ってるから。
そんなこんなの楽しい偶然や出会いと良い雰囲気に溢れた現場でした。
ほんと良く言ってるけど、プロを感じさせる人と仕事すると楽しいし、燃えるな～。
俺も向こうからそう思って貰えるようにまだまだ頑張らないとですね。
そんな俺に着いてきたい人達も待っています。(笑)
あ、ちなみにこのポスターは1年使われるっぽいですよ。
さて、今月のカポエィラ・テンポは某武道雑誌の撮影と某CS系の番組で芸人さんと絡む撮影が待っていますヨ。
年明けから忙しいのう。
そう言えば、正月に実家で妹達にこう言う仕事のギャラってどれぐらいかって聞かれたんだけど、思ってたより全然もらっていない事に驚いていた。
芸能人じゃないんだからそんなもんだよ！
って結構みんな妹達と同じような印象持ってるのかなあと心配になりました。
カポエィラの宣伝のためにやらせてもらっているようなもんですから。