暑くて夜中に目覚めたのでシャワー浴びる。
今のところ、シャワーは水シャワーのみ。
まあこれで俺は全然問題ないんだけど。
で、浴びたら寝れた。
カツオは朝からビーチ沿いの筋トレエリアでひとり加圧トレーニングに行った。
俺はゴミ捨てたりしてから様子を見に行く。
ちなみに基本、トイレットペーパーは便所に流してはいけない。
まあさすがに少し流してるけど…
あと電話しようと公衆電話ことオレリャオンを使おうとしてらことごとく壊れていた。
トニー曰くバスで10分のバーハのショッピングセンターまで公衆電話探して歩いた事があるとか。
どうなってんのこの国は。
こっちの人の言い方で言うと「Brasil é foda」みたいな。フォーダって言ってるんだと思うけど合ってるのかな。
カツオはかなりごっつい兄貴に声かけられてた。
まあ普通の人だと思うけど。全然。
いい人だった。
栃木に出稼ぎに行った友達がいて、カシオの時計を送ってもらったとか言ってた。
あと、英語でカツオに話しかけていたけどカツオ英語もやばいようで。
で、雨降ってきたので俺は避難。
昨日のバチザードで近所の飲み屋から借りてきたテーブルや椅子をトニーと一緒に返しに行く。
途中雨が本降りになる。
でもどうやらカツオが筋トレしてたエリアは道いっこ挟んでぐらいの勢いで雨全然降ってなかったらしい。
夏って感じですね。
で、トニーと一緒にビタミーナ飲む。
ビタミーナって一般的にミルクにバナナとか砂糖とか入れてミキサーかけた物の事。
砂糖いれまくりで甘かったけどうまかった。
トニーは昨日倒れるように寝て、今までずっとメシ食ってなかったって。
って事で昨日トニーママが置いてってくれたチーズケーキを一緒に食う。
これもうまかった。
トシくん、ヨシくん、マッチの3人がことごとくサルヴァドールからビリンバウを持ち出せなかった事をトニーに話したら、ちゃんとニスも塗ってどこから見ても完成してる感じにしなかったからじゃないか？
と言われた。
どうでしょうお三方。
少なくともトシくん、ヨシくんが持ち出したであろうビリンバウはニス塗ってないだろうなと思った。
ユキーニョはサンパウロから持ち出せたと言っていたけど、ニスを塗っていたのだろうか。
なんとか情報を共有して、解決していこうー。
そんでジョッタのネットカフェへ。
昨日丸一日繋げられなかったので2時間ぐらいいた。
それで5R$、250円。
トニーが、今日は休みだ、明日にはネット環境復活させると言っていた。
最初の予定が金曜だったんだけど、まあこの国はこんなもんだ。
いつもネットで困る。
2回目のブラジル（1999年かな）から、俺はインターネットをするようになってたんだけど、その時はペロウリーニョにある宿まで行かないとネットできなかった。
しかもパソコン1台しかなかった。
その頃に比べれば恐ろしいほどの進歩だけどでも全然日本には叶わない。
ネットカフェの回線も全然細い。
ので、動画のアップとかはなかなか厳しいですねー。
ネットカフェにいるとアニーが一瞬繋ぎに来たりエレナが来たり。
ここら辺の人たちはみんなつけ払いらしい。
で、洗濯機の使い方を教えてもらう。ってい言っても普通の洗濯機だけど。
こうやって少しずつ環境が整っていく感じ。
とかやってたら地方ニュース番組でジョエウの追悼ミサやイベントの様子が流れた。
メストゥレ ニーニャだけじゃなく、懐かしのネネゴやメストゥレ ボゾーも映っていた。
って言うか追悼ホーダやっていた。
フラカォンに加圧トレーニングの事を説明してみる。
やっぱりブラジルにはまだ入っていないっぽい。
彼の職場のHANGAR45は最新のトレーニング器具があるらしいけど。
今度やらせてくれ、って言うか今度HANGAR45に筋トレしに来いと言われた。
そしてメシ。
今日はコズィードが出た。
これ食うとすげー暑くなるんだよねーうまいけど。
コズィードの事を「a gente se chama sobe e desse」、上がって下るって言うのよーとか言っていた。
理由よくわからなかったけど。
なんか体が慣れてきてって言うか思い出してきて？どんどん食えるようになってきた。
でもまだ調子乗らないでおこう。
リオデジャネイロの戦争状態は昨日収束したらしい。
洗濯終わったので服を干しに屋上に登る。
SASUKE的な体験+バイオハザード的な体験をしながら。
奇しくもカポエィラ・テンポ内SASUKE関係者2人だし。
って言うかこれはかなりハードだと思った。
2つハシゴあるうちのハードな方で登ってみたんだけど、一回反対側に回りこんで～とか隣の犬が吠えてる中登る～とか。
今日は屋上にジェッキがいなかったから良かったけど、いたらジェッキの攻撃があるわけで。
アントネーラって子の母ちゃんがカツオの事をカッコイイと言ってアプローチしてた。
バイーアの女を知ることになるわよとかアニーと一緒に言ってた。
で、カツオの反応としては「こっちに来てはじめて言われましたね」
「やっぱり好みが違うんでしょうかね」
ってお前、もっとカッコイイとか女から言われて当然って言うかこっちの人の好みはおかしいって意味ですか。
なるほど。
アカデミーアの前のでかい木、水曜に切るらしい。
道を塞いでトラック3台ぐらい来るだろうって。
すげえ一大イベントだこれは。
しかしこの木がなくなるのかー。
根っこだけなんとかコントロールできないのかね。
昼は直射日光からアカデミーアを守っていたのに…
で、カツオと2人でペロウリーニョにバスで行く。
バスの中で、俺に話す時はジェスチャーいらねえよ！みたいな会話をしてた気がする。
なんか道中も着いてからも特に変わってる感じがしなかった。
バスの中でスマートな爺さんとスマートでお洒落な婆さんが席を譲り合っててなんか良かった。
基本的にペロウリーニョはそんなに好きじゃない。
なんか凄く疲れる。
このペロウリーニョって名前は、奴隷をむち打つために縛り付ける石の塔みたいな物の事。
って事で、今はないけど昔はこのエリアの一角にそれがあったらしいですね。
だから疲れるのか単に坂が多くて石畳が歩きづらいのか。
あとは物乞いや客引きの相手がめんどいので終始近寄りがたい雰囲気出さないといけないからってのもあるんだろうけど。
気を張り続けないといけないみたいな。
昔は良くここにあるアカデミーアに毎日通ってたもんだと思った。
基本、物乞いは大人も子供も相手しません。
こういう事に対していろんな意見があるしいちいち書きませんがとりあえず何かナイスな芸をしてくれたらその芸に対して普通にあげるぐらいですね。
伝統楽器の博物館みたいなところにふらっと入ったら、1人暇そうにしてた学芸員的な姉ちゃんが色々と親切に教えてくれた。
でも弾き方を特に知らないのでちょっとどうかと思った。
「弾き方はわからないんだけどこんな感じ」
と言いながらビリンバウのヴァリエーション的な色んなおもしろ楽器を見せてくれた。
土曜の朝に子供たちがここで練習しているらしい。
ちょっと見たい。
そんでメストゥレ ビンバの息子のメストゥレ ネネウのアカデミーアに顔を出す。
なんか見たことあるようなおっちゃんがいるなーと思ったら髪切ったメストゥレ ネネウだった。
あれ、髪切ったんじゃなくて帽子かぶってないからわからなかったのか。
ヒゲが原因か？
メストゥレは俺の事をおぼえていた。
アカデミーアの中は色々変わっていたなあ。
メストゥレ ビンバの弟子たちの写真がなくなっていたのが一番でかかった。
で、礼儀？として、軽く買い物してから出る。
土曜の朝11時からホーダだから来いよと言われた。
行けるかなー。なんだかんだで週末は忙しい。
そんでジーニョさんの楽器屋でアタバキを色々見せてもらう。
イベント用に、持ち運びしやすくて低めの音が出るのを探しているのです。
おすすめされたのは厚めの皮を使った奴で、その分ちょい重くて、音が高め。
でも物は相当良い。
もう一個、まあ目的に合った奴があったけど、おすすめされた奴の良さも良くわかるから悩む。
まあ今度決めに来ます。
これ買ったらテンポにはアタバキ5台になっちゃう。
で、懐かしのパウロ・アシェーの店を通りがかったらいつもどおり店番のイザイアスがいた。
前会った時はダイエットに成功してたのにまた太ってた。
懐かしいなー。
そしてカツオにここで買い物させて、ちょっと近況話したり。
って言うかここは在庫少ない小さい店だけど、ここにある物だったらここで買っちゃった方が良いです。
少なくとも日本人には絶対悪いようにはしない。
ってこことか言ってもどこにあるか説明めんどいけど。
で、パウロ・アシェーはいないかなーと思って帰り道についたら、普通に道端で呼び止められた。
パウロ・アシェーに。
いやーなんかかなり成功しているらしい。いいですね。
今はラジオのDJもしてるとか。
元嫁さんのユカさんは妹さんが亡くなったらしく、ソレをきっかけに踊るのをやめてしまったらしい。
サルヴァドールのカルナヴァウの女王だかなんかまでしたのに。日本人の快挙。
パウロ・アシェーは、日本初と言えるぐらい昔に名古屋でカポエィラのグループを作った奴。
今のアバダ名古屋の前身とも言えるのを。
なので色々日本のカポエィラ情報、俺の知らない事も知ってたり。
えええええあいつ刑務所入ってたの！
とか。
逆にもちろんブラジル人の少ない東京の情報とかは知らないので教えたり。
こいつとは12年の付き合いなんだよな～なんか凄いなー。
その時パウロ・アシェーは24歳で俺は20歳、かな。
そう考えると凄過ぎるって言うか人生はどんどん積み重なっていく。
とかやってたらなおやさん登場。
OLODUMの人と一緒に歩いていた。
超久しぶり。
パウロ・アシェーよりも久しぶり。5年ぶりかな。
日本で会わなかったし。
彼はペロウリーニョより先のサント・アントーニオってところでなお宿と言う宿を経営している日本人。
色々凄い人です。主に音楽関係で凄い。
TIMBALADAにもいた。
髪が短くなっていて不思議な感じだった。
俺の嫁さんはなお宿にいた事があるのでなおやさん驚いていた。
そんで一回帰る。
今日は練習ないと知らなかったジョアォンパウロ、フラカォンのいとこが来てた。
あと、テンポの3兄弟のひとり、ダヴィーの甥のルーカスと再会。
当然でかくなってた。
で、またペロウリーニョに行く。
20時からはじまる、バレエ フォウクローリコ ダ バイーアのショーを観に。
観にと言えばミニでまあカツオの職場なんだけどカツオ的に絶対見ておくべきだし、今日みたいに平日で夜ナニもない日はこの先あるかわからないので。
俺の記憶だと客席寒かった気がするので、短パンやめて上に着る物も持っていく。
って言うか急いでいたので高いバスに乗るし。
高いバスは冷房が無駄にガンガンに効いているので、普段の格好で乗ると大後悔するのです。
でも高いバスと言ってもそんなに値上がりしてなくて3R$だった。普通のバスが2.3R$だから35円ぐらいしか高くない。
変なの。
そんでテアトロ ミゲウ サンターナへ。テアトロは劇場と言う意味ですね。
すでに8割がた席は埋まっていたので、後ろの方で観る。
でも全体を見渡せて良かったかも。
特に楽器が良く見れて良かった。
昔よりも観る時の比重が楽器に向いている。
残念ながら今は撮影禁止なので写真ありません。
昔の日記探せば写真あるかも。
ここのショーはとりあえずこっちに来たら必ず見てるので、9回目になるはず。
多分日本人で一番観てるんじゃないかなあどうでしょう。
2回行った事もあった気がするので10回かも。
その間の変化もなんか色々感じる。
今回は全体的に一般向けにどんどん派手になってるんだなーと思った。
ダンスの振り付けとかも色々変わっているけど、まず楽器が増えていた。
人数は増えていないけどチンバウとスルドが入っていたのには驚いた。
基本アタバキのみだったんだけど。
まあおかげで激しい音楽が楽しめる感じになってますねー。
ファイヤーダンスでスルドは活躍していた。
ファイヤーダンスのおっちゃんは昔と同じ人なのかなー。
一瞬胸毛が焼けていた。
歌っているおばちゃん2人は多分昔からいる人だろうなー。
男性ダンサーの中に、元マリニェイロの生徒、現メストゥレ バンバの生徒のサッポがいるんだけど、今日はいなくて残念だった。
マクレレーはなんかさらに動きが激しくなってる気がしたけど、ナタの打ち合いの火花が散るところ、見せ場なのにあまり火花が生きていなかった。
カポエィラは来るたびに思うけど、昔の方が良かったなーって感じだった。
アクロバットももっと凄い奴がいたし、ジョーゴ的な部分ももっと本物のカポエィリスタがいた。
アルマーダの蹴り合いもしっかり噛み合ってるのは1組だけだった気がする。
あとは脚がすげえ高く上がってるから当たらないだけじゃんみたいな。
で、まあカツオの職場の某超有名テーマパークのカポエィラのショーと同じで、もともとカポエィリスタじゃない人も混じっているので、レベル差が激しい。
蹴り普通に当たってる、しかもほんとにうっかりみたいなのがあったり。
まあしょうがないんだけど。
バレエもオリシャー（アフリカの神々）のダンスも、マクレレーも、カポエィラも、サンバもハイレベルで全部できる人だけをそんなに集めるのは無理だろうし。
でも基本的にやっぱり凄く面白いし、人に見せたくなるようなショーだと改めて思った。
そして毎回思うけど、日本に連れてこれないかなーと思った。
って言うか誰かやって下さい。
宣伝とかは手伝うので。
あとスポンサー探し。
で、まっすぐ帰る。
いきなり人少ないんだもんなんかやっぱ怖いなーここは。
火曜はフェスタだから人すげえたくさんいるんだけど。
で、帰りのバス間違えて乗ったことないルートを走るのに乗ってしまう。
気がついたらヒオ・ヴェフメーリョについてたので慌てて降りる。
まいったなーと思ったらこんな店があった。
TEMAKERIAと書いてある。
テマケリア？
テマキ？
手巻き？？
と思ったら本当に手巻きだった。
多分カリフォルニアとかから流行ってるのだろう（多分）。
ブラジル上陸しました的な。
うっかりここで夜飯食おうとしてしまう。
うっかりだった。
500円でこれかーやばいなーこれは。
って言うかこんなファーストフード的なところでブラジルで生の魚食えるとは思わなかった。
大丈夫かコレ。
ほんとやっちまった。
日本人の俺らが写真撮ってたら喜んでたけど。
もう来ないよ。
で、どう考えても腹減るのでオンジーナに戻ってから結局SPEEDでハンバーガー食う。
大失敗だったなあー。
面白そうと言う理由でメシを選んではいけないと思った。