最近、車が運動不足だったもので、ちょっと動かしてあげないとなぁと思っていた。昨日は、5月にしては暖かく天気も良かったので、最高のドライブ日和。午前中は、いくつか事務的な仕事があったため、仕事場に顔を出したのだが、午後はオフ。引っ越してきてから、ほとんど車に乗っていなかったし、近隣の道も分からなかったので、少し散歩感覚で車を動かそうと思った。
しかし、そんな時、ラッキーなニュースが。忙しくてなかなか会えなかった大学時代の友人と予定が合ったのだ。以前から、古着屋とか中古家具屋を一緒に巡りたいねぇと話していたので、昨日ようやく予定が合い、行くことに決まった。大学を卒業したばかりの頃は、学生感覚が抜け切らず、暇があったら遊ぼうね、などと友人たちと話すものだけれども、実際仕事を始めると、それがいかに難しいことかを理解するようになる、自分が休みでも、相手が休みではないとか、その逆もしかり、悪戯でもされているかのよう、見事なまでに予定が合わない。よって、いつも、学生の頃の友人と会ったときの第一声が、「久しぶり!」となってしまう。そんな中、昨日、友人と予定が合ったことは、そうあることではないし、とても嬉しかった。
おれは一人暮らしを始めて以来、インテリアや家具に興味を持つようになった。始めたばかりの頃は、いわゆる、モダンと呼ばれるスタイルに固執していたけれども、いまは汚れや傷がちょっとあるようなUSED感のあるものが好き。まだ、始めたばかりの頃と比べて、それほど大きな変化はないけれど、そろそろ自分の部屋を変化させていこうかなぁと、考えていた。テーマは、「クラシック」。こういった種のものは、インテリア雑誌なんかでもよく見るけれども、流行っていたとしても、人とは違う自分だけの何かを感じることができるもの。自分の部屋の理想を考えたりすることって、すごく楽しい。家具などは、今使ってるものもあるし、急には変えられないと思うけど、いろいろ考えたりする過程は、全く苦にならないし、時間を忘れて没頭できる。
そこでおれが休みの日、ちょくちょく行くのが、中古家具屋およびリサイクルショップ。こういう種の店に行くと、すごくわくわくする。本当に様々な種類のものが置かれていて、今まで見たこともないものもたくさんある。見るだけでも目が和むし、趣味として楽しむことができる。おれは以前、休みの日は身体を休めるというだけでなく、目や耳、心も休ませてあげなければいけないと書いた。こういう場所に来ることは、いまのおれのあらゆる機能を静かに休ませてくれる。そして、そういう時間を持つことによって自分が向かい合う仕事へも、良い影響を与えてくれる。「充実」というのは、仕事の日も休みの日もどちらも良い状態にあって、はじめて言えるものだと、おれは思う。片一方だけの充実は、おれにとっては充実ではない。
おれは今まで、こういう店に一人で行くことが多かった。たとえば、良い商品、気に入った商品なんかを見ても、その場で意見交換できる相手がいなかった。「Eames」の椅子なんかを見ても、心の中でいいなぁと思っていたものだ。しかし昨日は、こういう店に行くことを、自分と同じように楽しめる友人と行くことができ、いつもとは違った感覚で商品を見ることができ、様々な新しい発見ができ、本当に良かった。何事もそうだけど、服を買いに行く時は買い物が好きな人と行くと、より楽しいし、スポーツ観戦にしてもそうだ。誰かと同じ視線で、その物を見ることができるということが楽しいことを、より楽しくできる要素だと思う。そういう意味で昨日は、今まで味わいたいと考えていた楽しさを感じることができた一日となった。これからもこういう日が、おれのところに多くやってきてほしいものだ。