LYSTAシェルターについて、大事なお話です。
2011年9月から、自宅脇に中古のコンテナハウスを追加購入しながらシェルターとして使ってきました。
約9年、大型台風のたびに犬係留場のほうが浸水してしまいます。
暴風雨のさなかに中型犬を避難させるのはとても大変で、不安で、安全な環境とはとても言えませんでした。
台風でない大雨でも、この近所でもシェルターのところだけが浸水してしまったりもします。
犬舎を囲んで、川と用水路があるのです。
河口が近いせいか、シェルターのあたりがたいした雨じゃなくても、山のほうで大雨だと浸水することもあります。
男性スタッフや男性ボランティアさんがかけつけてくれる状況だったときはまだよかったですが、
私一人と、60を過ぎた両親に手伝ってもらって真夜中に避難行動をするのには、去年の台風19号で限界を感じました。
度重なる暴風雨で、コンテナハウスは年々ダメージを受けています。
また、洗い場は屋外にあり、各保護部屋からカッパを着て、長靴を履いて、食器洗いに行かないといけません。
暴風雨のなか、外にでて洗い物をしに行くというのは、身体的な負担だけでなく、心理的不安もあります。
そしてその動線も、非効率的です。
ドッグランや犬繋留場はあっても、それ以外はひとつの建物のなかで完結したほうが効率的で、その分1頭1頭に時間をかけられるでしょう。
今年もこれから水害の季節になるかと思うと、どんよりした気分になってしまいます。
水害が夢にもでてきて、シェルターがゴジラに襲われる、なんて夢もみます
私はいま40歳です。
この活動を、例えばあと数年で辞めるとするなら、費用対効果で、今の施設のままだましだましやっていこうと思うでしょう。
LYSTAを立ち上げた当初は、被災犬レスキューが落ち着いたら三年でやめようと思っていました。
しかし、活動を続けてきたなかでいつのまにか、あと最低20年はこの活動を続けていく覚悟ができました。
殺処分ゼロのスタートラインに立ち、殺処分ゼロを継続できるようになるためには、あと20年でも足りないかもしれません。
総合的に考え、1~2年のあいだにLYSTAシェルターを移設することを目指すことにします
移設すると言っても、約100頭の犬猫の住処は、そう簡単にはみつからないでしょう。
当たり前に不動産屋さんを通して、賃貸で探すのは難しいと思います。
シェルター移設の方法として
場所を提供してくださる方はいらっしゃいませんか?
●200坪以上の市街化区域の土地
●8畳程度×8部屋(猫用)+14畳程度の部屋(犬用)+駐車場5台分以上がある中古物件
いずれかの物件を求めています。
※浸水被害の可能性がない場所
※住宅街でない場所
※湯本・内郷・平・神谷地区周辺
提供してくださる方がいらっしゃらない場合、どこかで踏ん切りをつけて、購入する方法も想定しなければいけないと思っています。
場所を提供してくださる方がいらっしゃった場合でも、リフォームが必要になるかもしれません。
現行シェルターの後始末もあり、移設するためにはまとまったお金が必要になってくるでしょう。
シェルター移設基金として、資金を貯めていきたいと思います。
移設基金の口座を現在申請中です。
その口座に、保護猫ふれあいサロンOhanaの売上・サロンの募金箱・サロンでいただいたご寄付を貯めていくことにします。
まずはシェルター用地として、土地・あるいは中古物件を提供してくださる方を募らせていただきます。
震災のあと、自分が生かされた役割としてこの活動を続けてきました。
わたしが生きている間に、いわき市において、継続できる殺処分ゼロを成し遂げられるようにしたいです。
支援者の皆様には、また驚かせてしまったかもしれませんが、シェルター移設について、ご理解いただきたいです。
この件については、先日、狩野光昭元市議が同行してくださり、保健所に行ってお話をしてきました。
公募でもない限りなかなか難しいことだとは思いますが、市の遊休財産を使わせていただいたりできないかもこれからお話してくる予定ではあります。
湯本・内郷・平・神谷地区周辺で、犬猫のために使っていいよという方がいらっしゃったら、まずお話聞いていただくだけでもお願いいたします。
最後にまとめておきます。
【シェルター移設の理由】
・浸水により保護犬が危険な状況になること
・各部屋から洗い場まで距離があり、動線が非効率的であること
・暴風雨のときに屋外の洗い場まで行く体力的負担・心理的不安
・コンテナハウスの断熱性と電気代
・シェルターが安全でないと、万一のときの被災ペットも安全にお預かりできない
【移設先の条件】
・200坪以上の市街化区域の土地
・8畳程度×8部屋(猫用)+14畳程度の部屋(犬用)+駐車場5台分以上がある中古物件 のいずれか
※浸水被害の可能性がない場所
※住宅街でない場所
※湯本・内郷・平・神谷地区周辺
【移設の方法】
・空き家になっている中古住宅を提供いただき、リフォームする
・土地を提供いただき、建物を建てる(希望する間取りで安い方法で建てた場合、超概算で1,300万円とのことです)
・安い中古住宅を購入し、状態によってリフォームする
【移設にかかる資金の調達方法】
・保護猫ふれあいサロンOhanaのご利用料金・募金箱・サロンで受け取らせていただきたご寄付を使わないで貯める
・シェルター移設基金としてご寄付のお願い
・クラウドファンディング
・新型コロナ無利子無担保融資の申し込み
以上のように考えています。
猫たちだけならまだしも、中型犬もとなると、探すのは簡単ではありません。
保護した子たちを、スタッフの子たちやボランティアさんを、水害で危険なめに遭わせることなく、安全に活動できるようにしていきたいです。
支援者の皆様には、どうかご理解いただけますように願っております。
シェルター移設基金の口座ができましたら、また改めてお願いさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
LYSTAチャンネルの動画をご覧いただくことで、YouTubeアドセンス広告収入が入ります。
日々の保護っこたちの様子も動画でご覧いただけますので、是非ご覧ください♡
【ご支援のお願い】
LYSTAでは現在、猫131匹、犬9頭が、終生の家族とのご縁を待ちながら生活しています。
シェルターとサロンの光熱費や人件費・犬猫の医療費等、一ヶ月約130万円の経費が必要です。
ご賛同いただける方は、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
◆お振込み先◆
ゆうちょ銀行
記号 18230
番号 32324431
名義 NPO法人動物愛護団体LYSTA
*他行からお振込みの場合
ゆうちょ銀行
店名 八二八
店番 828
項目 普通
口座番号 3232443
口座名義 NPO法人動物愛護団体LYSTA
【現在不足中の物資です】
お茶の猫砂🆘🙏
◆物資をご協力いただける方へ◆
LYSTAホームページの【ご支援のお願い】の▶支援物資のお願いの下部に、宛先の記載がございます。よろしくお願いいたします。
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